きゃんばす だいありー |
2003年10月19日(日) 山を登って |
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一つ前の日記にも書いたんだけれど、裏磐梯に行ったとき五色沼の散策をしました。 もちろん歩き。一度カメラと三脚一式をもって歩いてみたかった。 どれほど しんどいのか自分はどこまで出来るのか知りたかったから。
最初はまずまずだった。 撮影する余裕もあった。 歩く道は一応道にはなってはいたけれど、舗装なんてもちろんされてない。 雨が降ったということもあって、水溜りがでぎてぐちゃぐちゃ。平地なんてない。登りがあれば下りもあって、石がごろごろ転がっていて、歩きづらかった。でも頑張ってみたかった。頑張った先になにかあるのかなって知りたかった。
私の支えの本に書いてあった言葉なんだけれど。 『登山そのものを楽しむ人』と『頂上だけをただひたすら目指す人』人はこの二つに分かれるって書いてあった。私はまだ登山そのものを楽しむことができない。早くゴールへゴールへ・・・ってそれだけを考えていた。だから生きることさへも疲れを感じてしまうのかもしれない。山を登ることそのものを楽しめる人間になりたい。
目的地に着いたらやっぱり すばらしいものが待っていた。 人生もこうあればいいって少し思った。頑張ってよかったって思った。
帰りはしんどかった。 それこそ、さっきも言ったけれどゴールに着くことだけを考えていた。 もう疲れて何も考えたくなかった。歩くの止めたかった。。。 でも歩かないと何も始まらない。
"とにかく前進しないと・・・"って思った。 生きることにマイナス的な自分。せめて この場だけでも頑張って前進したいって思った。ここで前進しないでいつ前進するのか。。。とにかく歩くことに決めた。
『疲れたら休めばいい。』友達が言ってた言葉。 私はそれを頭で思い出しながら 自分のペースで歩きました。 あと、歩き終わったら絶対 喜多方ラーメン食べてやる・・・って思いながら歩いてたかな(笑)疲れたら休んで歩いて、それの繰り返し。登山出口すこし手前になって 初めて足を止めて撮影した。そこにきれいなもみじが咲いていて撮影開始しました。本当は歩いてる途中 撮影ポイントがたくさんあったんだけれど、疲労でそれどころじゃなかった(汗)
しばし 赤いもみじにくぎづけになってました。 日が当たって赤色に透けてすごいきれいで 疲れが取れた。
散策が終わったあとの自販機で買ったジュースがすごくおいしかった。 |
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