Diary?
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相変わらず、時々コーヒーを飲んでみては玉砕。そんな日が続き、先日はついに夕餉のお菜を買いに出たはずなのに、なぜだかポットを抱えて帰ってきた。ピーコックで1リットルのかわいらしい卓上保温ポットがお買い得になっていたもので。
私の育った地方では、やかんいっぱいに番茶を煮出しておいて、家族みんなで際限なく飲むという風習がある。我家はコーヒーも際限なく飲む家だったので、コーヒー番茶コーヒー番茶の無限ループであった。茶の間に座っている限り、必ず何か飲んでいる。座っていなくても、茶の間を通りかかると立ち飲みして去って行く。
コーヒーが飲めなくなってお茶ばかり飲んでいて、その番茶作り置き方式を採用しようと思ったのだ。しかしこのところ寒い日が続いて、すぐ冷え冷えに。そこでこのポットを見かけて、なんだか見慣れた定番なカタチと、ちょうどいい大きさに魅かれて衝動買い。
しかし使い始めてテーブルにこのポットがあると、なんだかお酒が飲みたくなるのだった。で、よくよく考えてみたらこれは「飲み屋」で見慣れたポットだった。お湯割りのお湯だよ。あるいはつけ麺の割スープ。そういえばアラジンの赤いチェックの魔法瓶も、買おうかどうか思案していたのに忘れていた。なんというか、両極のテイスト。ま、私の部屋にはあのようなラブリーなポットじゃなくてお湯割りにしとけ、との思し召しなんだろう。
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