Diary?
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兵馬俑を見に江戸東京博物館へ。最近、都内の美術館や博物館はいつ行ってもどこに行っても大変な混雑である。原因は日本の人口構成にあるようなのでいかんともしがたいのだ。以前は混雑しそうな展覧会は、早起きして開館と同時に入れば何とかのんびり観覧することができたのだが、その手も効かなくなってきた。
そんなわけで、今日もすごい人だった。団体さんも多かったし。みなさん熱心に説明書きを読んでいるので、入口付近に人溜まりができている。こちとらこれまで兵馬俑が来日するたびに見に行っているから説明はいらん、とばかりに人溜まりを突っ切ってとにかく目当ての彩色兵馬俑のところまでワープする。なんというか、思ったより地味だった。もっと色が残ってるのかと思っていたので。良く残っているのは朱と緑のみ。なんとなく毒っぽい金属の顔料が長持ちするようで興味深い。「バーチャルリアリティーで再現」という映像が上映されていて、それによると色はびっくりするくらいド派手な赤と緑で、しかもそれが兵士の軍服らしかった。あんな服を着た大群がうろうろしてたら目立ってしょうがなかろうと思うのは山だらけの国にいる者の感想ですね。そもそも戦い方が違うんだろう。
見たいものだけ見て、人混みに疲れてとっとと退散。ひとやすみしてから森下までぶらぶら歩いて、京金でお蕎麦。考えてみれば、ここは現代美術館の帰りと、江戸東京博物館の帰りにしか来ていない。お蕎麦が美味しくて好きなんだけど、普段来るには遠すぎて。今日はだし巻きと、蕎麦苗のおひたしと、おろし蕎麦。「江戸深川赤の酒 芭蕉庵」なる地ビールがあったので飲んでみた。赤くて甘酸っぱいフルーツビール。ラベルを見ると中身はヴィルゴビールなのだった。東京近辺で、見たことない地ビールだと思ってラベルを見たらヴィルゴビール、てのが割とよくある気がするのだが、どういうシステムなのだろう。すごくいろんなラベルがあるのかしら?

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