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2005年11月07日(月) 李白の会 第九回定例会@カフェバッハ

 やっとバッハで珈琲を飲むことができた。遠い道のりであった。バスを降りてから店の前に到着するまで、開いているだろうかとびくびくしながら歩いた。

 私はカフェ・シュヴァルツァーを頂く。これはその名のとおり非常に黒くて苦味の強いブレンドで、甘い焼き菓子とプレーンなソーダ水と三点セットになっている。お店の人に飲み方を尋ねてみると、まず焼き菓子を少し食べて、口が甘くなったところにコーヒーを飲み、そのあとソーダ水でさっぱりさせる、という順序で繰り返してくださいとのこと。やってみるとこれが面白くて美味しくて、やめられないとまらない。かなり濃厚なコーヒーなのにするする飲めてしまう。ソーダ水は思いつかなかったなあ。びっくり。

 チーズケーキとりんごのタルトも食べたのだが、途中でお店の人が「クリスマスに向けてシュトレンを焼き始めました。味をみてもらうために今はカットでもお出ししてます」とおっしゃるので我慢できなくなって、ひときれだけ頼んで半分ずつ食べる。ああ、シュトレン。毎年クリスマスに横目で睨みながら「いやでも一本買うわけにもいかないし」と悶々としているのだ。あまり甘いお菓子や生クリームが得意ではなくて、ケーキは焼きっぱなし系が好きな私としてはドイツ菓子は幸せな味なのだった。


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