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2005年08月02日(火) ドンドンブラブラ

 昔からカザフスタンの「ドンブラ」という楽器が気になっていて、CDを見つけたので買ってみた。何だろうねこの魂を揺さぶられるような音は。どういう音かというと、ここで試聴できます。ここには動画も。二弦のロングリュートのような楽器らしい。

 私は中学生の頃に初めてクラシックギターを手にして、そりゃまあ禁じられた遊びも弾きましたけれども、おもに高音部のナイロン弦をかき鳴らしては妙なミニマルミュージックのようなものを即興で弾くのに夢中だった。そしてそれは後に耳にするカザフスタンの音楽とそっくりなのであった。いやびっくり。

 以前にも書いたとおり私の母は筋金入りのシルクロード狂いであったのでその影響かとも思ったが、考えてみると当時は民族音楽の音源など無かったし、そもそも母は音楽にはあまり興味がなかった。中国でも東南アジアでもなく、なぜカザフの音楽だったのかも謎だし。

 もしかして前世は草原の民だったのだろうか。そういえば二胡を始めた時も、実は馬頭琴を弾きたかったのだがなかなか機会を見つけるのが難しくて、とりあえず二胡を弾けるようになっておいていつかは馬頭琴を弾きたいという野望を持っていた。ああドンブラも弾いてみたい。ドンブラ教室なんてないだろうなあ。ていうかそういえば楽器自体、実物を見たことがないぞ。どこで売っているんだろう。


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