Diary?
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2004年03月20日(土) 大阪day

今日はいろんな意味で大阪な日でした。

話は約10日前にさかのぼります。学生時代からずっとつきあいのある友人から一通のメールが入りました。

「ネットでジャズの情報をみていたら、新橋でjazz in Townっていうイベントがあるらしいけど、3月20日の出演者って、わしらの大学の同級生ではなかろうか。」

その情報の載っていたサイトは、港区の文化事業の財団がイベントやコンサートのお知らせをしているところで、私もたまにのぞいては区民ホールでの狂言の会なんてのを見つけたりして、利用しているサイトだった。が、ジャズのイベントには気づかなかったなあ。

うむ。たしかにその同級生は当時からベーシストだった。アメリカに修行に行ったという噂を聞いたきり音信不通。でも同姓同名かもしれないしなあ。どうだろう。いろいろ検索してみました。こう見えても私はデータベースサーチャーのはしくれ。2級だけどさ。その結果、80パーセントくらいは確実かなと。こうなったらいきなりライブに行って確かめてやろうじゃないかと。本人だったらさぞやびっくりするだろうしねえうひひひ。

で、行ってきました。友人夫婦(2人とも同級生)と私の3人で。

やっぱり本人でした。約20年ぶり。もうこれ以上はないってくらいびっくりしていたので大満足です。うわーうわーなんでー。って言ってました。しかしいきなり「○○ちゃん(私の名前)、独身なのー?」ってそりゃなんだよ。そうだけどさ、20年ぶりで何故そう決めつける。

実際会うまではもう顔もわからないかもしれないと思っていましたが、20年ぶりでもなんとかわかるもんですね。不思議なもんだ。

セカンドステージを控えた彼には近いうちの再会を誓いあって我々は辞去。そして新橋に向かって歩いていたら自由軒を発見しました。「せんば」と書いてあるし、あの自由軒だよねえ。思わず入ってみる。あの自由軒でした。カレーやハヤシはもちろん既に混ぜられて生卵が載って出てくる。ああビフカツ。ついつい頼む。東京にはビフカツを出す店がなくてねえ。

同級生のライブを聴いた後に自由軒で飲んだり食べたりしていたら、ここが大阪じゃないのが解せない気分でした。店を出て御堂筋じゃないのが、このあと金龍でラーメンでも食べて珈琲の青山で始発を待つんじゃないのが不思議で不思議で。酔いも手伝って時間と場所の感覚がもうさっぱりです。


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