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2004年02月15日(日) 続・映画三昧週末

池袋で「10ミニッツ・オールダー イデアの森」を観る。こちらのラインナップは

ベルナルド・ベルトルッチ/マイク・フィッギス/イジー・メンツェル/イシュトヴァン・サボー/クレール・ドゥニ/フォルカー・シュレンドルフ/マイケル・ラトフォード/ジャン=リュック・ゴダール

こっちはテーマが「時間」というだけあって、抽象的というか観念的というか実験的というか、そういう作品が多かった。昨日観た方が映画らしいのが多かった。

ベルトルッチはさすがに巨匠。10分で大河ドラマ作っちゃうなんて凄い。
マイク・フィッギスという監督は知らなかった。画面四分割で実験的。
イジー・メンツェルも知らない人。チェコの老優が題材。若い時からずっと俳優をしている人らしくて、老いの過程がフィルムに残ってるってのも因果な商売だなあと思う。
イシュトヴァン・サボーも知らなかった。ドラマとして割とわかりやすい。たった10分で人生こんなに変わっちゃった、ていう。
クレール・ドゥニのは、もうひたすら哲学者が時間について語るのみ。この監督も知らないと思ってたら、「ガーゴイル」の人だったか。ツタヤで見かけて気になってて、今度借りようと思ってたのだ。
シュレンドルフは、ちょっと難解。そして重い。この監督は「ブリキの太鼓」のイメージが強烈すぎて。
ラトフォードはSF。「イル・ポスティーノ」の印象が強かったので意外な感じがしたけど、そういえばこの人、「1984」を映画化した人だった。テーマが時間だから、もっとSF調のが多いかと思ったんだけどこの人だけだった。
そしてトリのゴダール。いやもうとってもゴダールでした。1分の映像を10本作ってコラージュ。そしてやっぱりわけわからん。

映画を観たあと、池袋の近くに住んでる友達の家に行って、ストーンズのDVD4枚組のうち1枚を観せてもらう。ドキュメンタリーの部分。ストーンズって、もうキャラクター設定(?)が確立してるから、こういう裏話みたいなのが面白いんだよねえ。ロン・ウッドの「俺は“新しいメンバー”だけど、もう30年経ってるんだよ…」に腹抱えて笑う。30年間ずうっと新しいメンバーって言われ続けてイヤだったろうなあ。

今日は夜にあとビデオ2本観る予定。なんかいくらでも観られるぞ。ビデオの感想はまたぼちぼち書こうっと。


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