今夜は、仕事と気持ちと体調が奏でる不協和音の、その聞こえない騒音に耐えかねて早めに帰ってきたので、
けっこうビシビシきちゃいましたよ、
僕と彼女と彼女の生きる道・第4話。
私は徹朗くんや退職前のゆらさんのようにバリバリキャリアを築くような仕事をしてるわけじゃないし、
まぁ、だいたいがこうしてクサナギツヨシ観察日記を書くくらいの時間的余裕はあるわけなんですが。
それに、私がやってる仕事は、もしかして他の誰かにとっては、
プライベートを犠牲にしても、十分楽しいとか、充実してるとか、そう感じられるものなのかもしれないわけで。
私がそこまで感じられないのは、単に私個人の資質というか、もしかして、怠け野郎なだけなんじゃないか?
でも、やっぱりカラダはツライのよ。
帰宅して、必要最低限のことだけしてパタンと眠れば楽なのかもしれないけど、
そしたら、今度はココロがツライのよ。
それに、家族に甘えるだけで、何も返すことが出来ない自分が情けないのよ。
ここらで一度、リセットすべきなんじゃないだろか。
でもでも、仕事も家庭も自分の時間も上手くバランスとって、
抜いても構わないところをスイッと抜いて、プロフェッショナルにこなせる人が周りにもいるわけで、
じゃぁ、なんで自分には出来ないんだよ!と思ったり、
でも、そうやって比べること自体が違うんじゃないか?と思ったり。
あー、すぱいらるー。
どうして、このドラマを見ると、こうなってしまうんだ。
でもって、どうして、このドラマを見ていると、いつの間にか泣いてるんだ。うぇーん。
父親の定年退職の風景は、第1話の、左遷されていく人に表向き丁寧に挨拶しながら、
内心は無関心な徹朗くんの指先とリンクして、上手い脚本だなぁと思いました。
そうそう、第3話の感想で、DNAがこっそり忍ばせている「おんなじ」について、
>その全てが素晴らしいことかどうかは分からなくて、
>実際、今でも私は、ふと両親のマイナスな部分が私にも宿っていることに気づいて愕然としたりするのですが。
と書いたのだけれど、橋部先生はそんなこと全てお見通しよ!なのでした。
ぐるぐると会社人生を語る父親にイラついて、思わず離婚したことを口にしてしまう徹朗くんの、
微かな破壊願望はとても良く分かるような気がします。
ただ、私と徹朗くんの違いは、自分の中でその化学式を書き換えてアウトプット出来たか否か、ということ。
と、ぐちゃぐちゃ考えつつ、
徹朗くんの私服ってばお洒落過ぎ!とか、お仕事徹朗くんの目つきってばクール過ぎ!とか、
あっ、自分で鼻水拭いてる!とか、凛ちゃんをくるくる振り回すお父さんの腕力にうっとりよ!とか、
いや、もう、ポイント満載な1時間。
でもって、&gさんのカラクリ全貌は未だ明らかにならねども、この歌は詞がとても良いですね。
なんとなく、フリバやsunrise,sunshineに似たスタンスを感じます。涙腺ゆるゆるです。
さ、今日は久々に5時間睡眠確保だーい。
毎度私信乱発失礼。Hちゃん、いつもありがとー!