やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2004年01月01日(木) 一年の計は。


謹賀新年、でございます。

■ゆうべは、2003年の締めくくりに、とても良いものを見せていただきました。
以下、2003 紅白歌合戦、大トリへの道。

オープニングのSMAPさんは黒のスーツに濃グレーのシャツ。シックな装い。っていうか、ちょっと地味。
クサナギさんは終始ニコニコしながらアゴを掻いたり、耳の後ろを掻いたりしています。
右の手首にはクロムっぽいシルバーのブレス。髪はくるくるブローで、ぐーです、ぐー。
前半は木村くんがちょこっと登場した程度だったので、
ふーん、大トリ歌手ともなると、そうそう勝手良く使い回しもできないのかな、と思っていたら、
後半はいつも通り、ちゃんと使い回されておりましたね。

クサナギさんがケミストリーの紹介に登場して、いきなり寿限無を唱え始めた時には、
どきどきポイントがこんなに早く来るとは思わなかったのでビビりましたよ。
SMAPカミカミ王に寿限無だなんて、NHKもなかなかイイとこ突いてくるじゃないですか。
最後に一瞬間が空いたもののカミカミは無く、なのに、その後のコメントでちゃんとカミカミするとこが素敵です。
終わってから、下を向いてニマニマしてるのもクサナギさんぽくて、こっちもニマニマです。

慎吾くんの新撰組と、うちの母 (ゴロちゃん贔屓)をウットリさせたゴロちゃんを経て、
去年と同じ企画、RING SHOWで中居くんが司会を。
綾戸さんにワルツをレクチャーするゴロちゃんも素敵でしたけど、
沖縄風に登場したクサナギさんに、いちいち「剛くん、だいじょうぶですか?」「剛くん、どきどきしてますから」
「はい、剛!」とかなんとか、何とかして笑いの神様を降臨させたくて仕方がない中居くんにシンパシーです。
でも、無難に終わっちゃいましたねぇ。

23時を過ぎた頃から、だんだん気分が落ち着かなくなり、氷川きよしあたりで居たたまれなくなり、
私が心臓ばくばくさせて一体何がどーするんだ、と思いながらも、やっぱりバクバクで。
とてもじゃないけど、家族と一緒には見ていられないんで、一人別室に篭る小心者。

意外なほどシンプルな舞台で、白一色の衣裳もシンプルで、ついでに中居くんの髪も普通で、
メッセージが、ナナメな私にはちょっとこそばゆかったけど、とても真っ直ぐなステージでした。
ちゃんと5人だけでシンプルに歌わせてくれたNHKに感謝です。
実はリアルタイムで見た時は、とにかく無事に終わってくれたことにホッとする方が先にきちゃったのですが、
後からビデオを見返したら、もう泣けて泣けて。

SMAPはすごく一所懸命で、とてもとても一所懸命で、
だから、声もうわずっていたし、頬の筋肉に力が入っていたし、マイクを握る手も固かったし、
とても不器用な歌で、けっして洗練された歌ではなかったと思うんですよ。
でも、その一所懸命が並みの一所懸命ではなくて、
彼らの歴史とか、これからとか、いろんなものが背景にあってこその一所懸命で、
なのに、彼ら自身は、今ここで何かを伝えることだけに一所懸命で。
それが、とてもとても強く伝わってくるというか。

あぁ、表現が難しい。

とにかく、歌い終わった瞬間の5人が途方もなく良い顔をしていて、
それだけで1年分の涙が流せるってもんです。

私の世代 (というか、私)は一所懸命になるのは恥ずかしいことのように思いながら育ったようなところがあって、
それはとても不幸なことだったと思うのですが、いまだにその後遺症を引き摺ってる自分を感じるんですよ。
でも、一所懸命なSMAPは、そんな私の後遺症を払拭してくれるんじゃないかと思えるくらい、響きました。
って、そうそう簡単に自分が変われるとは思っていないけど (だめじゃん)、でも、本当に響きました。

それから、中間ジャッジで木村くんに操られてるクサナギさんとか、
歌い終わって大御所のみなさんに握手を求められてペコペコしてる兄ちゃんずとか、
白組圧勝で谷村さんと一緒にガッツガッツなシンツヨとか、
蛍の光で泣きマネしてるスマシプとか、幸せな画を見ることができて本当に楽しかったです。
ありがとうNHK!アナウンサーが泣きじゃくってるのも微笑ましく思えちゃったよ!


■そして、今日やっと、Live MIJを見ました。

クサナギさんの魔法のステッキからお星様が飛んだり、SMAPさんの指から火花が散ったり、
キラキラが空から降ってきたり、VIVA AMIGOS!ちっくな作りですね。
最近の中では客席の映りもさほど気にならないし、
あぁ、そうそう、こんな感じだったなぁ、暑かったなぁ、楽しかったなぁ、と、すんなり見ることができました。
本編で一番印象に残ったのは、『らいおんハート』の、もさもさ髪がふわふわ髪に見えて、
ナゼか美しいクサナギさん。

でもって、"Epilogue"と"1day素マップ"でボロボロ泣きましたよ。
急にSMAPが人間に見えて。
や、当然、ステージの上でも人間なんですけど、なんだろうなぁ、
同じ時代に息を吸って、息を吐いて、働いて、生きている人間なんだ、って実感するというか。


■元旦から泣きっぱなしの2004年。
いいのか、こんなことで。まぁ、幸せで泣いてるんだから、いいのかな。

てな感じでスタート。今年もどうぞよろしくお願いいたします。





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