やがて楽しき

日々つれづれ、ときどきSMAP。


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やがて楽しき
2001年10月07日(日) 長文にて草々[札幌もうヒトカケ]


正直に言います。私は過去、『TEAM』というドラマには微かな違和感を持っていました。
理由はたぶん2つ。

一つ目は、演出の手法というのか、テンポに乗り切れなかったこと。
これは、まったく個人的な好みの問題だと思うのだけれど、
なんていうのかなぁ、周辺の事柄を端折ったり、台詞で説明したりして、
テーマにフォーカスした描き方をしてますよね
(例えば、少年たちや風見くんの言葉はじっくり語られるけれど、
  周りの大人たちや同級生の台詞は非常に類型的だったり)。
限られた時間内で深いテーマを描かなければならない中で、
この方法はすごくウマイなぁ、さすが君塚さんだなぁとは思うのですが、
どういうわけか、私の体内時計のテンポとは合わない。

二つ目。風見くんが一体どういうヒトなのか、今ひとつ掴めなかったこと。
担任の先生のおかげでイジメから立ち直った経験から、
子供は天使だ、と信じるようになった青年。
子供っぽかったり、妙に自信家だったり、
いろんな顔を見せてくれるんだけど、なんだか根っこが何処にあるのか見えない感じ。
うーん、まぁ、それこそが「風見勇助」なのかもしれないけれど。

今回のSPも、ホントのことを言うと、最初はいつもとおんなじでした
(特に、学校での聴き込みシーンとかね)。
でも、風見くんが自分のトラウマに気付き始めるあたりから、
急にグッと引き寄せられたような気がします。
イジメを巡る複雑な構造が風見くん本人の中にも巣くっていたという背景は、とてもリアル。
今まで、周りの人や子供たちの痛みに対して流していた涙を
初めて自分のために流した風見くんは、すっごくイイ男に成長したような気がするわ。
ただ、これからの彼が進む先は何処にあるんだろう?
季織ちゃんとは違う道を選んだはずなのに、結局、彼女の方がキャリアのポジションを生かして、
「少年犯罪」って分野でも風見くんの先を着々と歩んでるわけでしょ。うーん。
そろそろ、文科省の中で闘うキャリア官僚の風見くんも見たい気がいたしますね。
なんたって、クサナギさん@ドラマの中では貴重なエリート役なんだから(笑)。

ふむ、でもクサナギさんは上手になったよね。滑舌も良くなったし、
感情が高ぶると早口になりがちだったのに、今回は落ち着いてたんじゃないかしら。
でも、「独白しつつ泣く」ってシーンが定番になってきちゃった感もあるな。
今回は鼻水的には大丈夫だったようで、ほっといたしましたことよ(笑)。
あ、そうそう、CXのHPに『スタアの恋』記者発表レポが載ってますが、
クサナギさんのコメントに思わず声出して笑っちまいましたよ。
えぇぇ?キミがなりたいのは、ジーパンぢゃなかったのか?

なんだか最近、長文だなぁ。推敲してない証拠だわ。
で、同様に書き散らしただけですが、札幌2日目30日の感想を前半だけUPしました。
こちらからどうぞ
30日のトークは、木村くんとの絡みが非常に可愛らしかったので、やや壊れ気味のワタクシです。

さ、今日はこれから銀座にお出掛けよん。シャンテで映画を見る予定。





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