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2001年11月17日(土) ■ |
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ねだんがつかない |
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先日、新宿のソフマップへ中古の携帯電話用端末を売りにいった。 たくさんの人が査定待ちで、やりとりを聞いているとひそかに面白い。 添付ソフトのCD-ROMが一枚足りなくて大幅値下げの人、 ケーブルがなくて売れない人、 「値段がつきません」と査定すらしてもらえない人。 むっとした顔になる人、ゲームソフトが思いのほかに高く売れた人。 ゲームソフトのCD-ROMに傷があるからと返されて意外な顔。 いろんな思惑が見えて、ささやかに人間観察。
わたしの端末は、もともとユーザーニーズがそんなに多いとも言えない商品なので交通費にプラスが出ればいいや、という程度の気持ち。 用足しのついでに査定だからいいけれど、 そのためだけに行ったならとても見合わない。 結局、1000円の値段がついて、 交通費+ファーストフードのランチという値段になった。 査定にかかった時間はだいたい1時間半、 そのほか順番待ちが2回トータルで30分といったところか。 ほかの用事のすきまに待ち時間をいれこみ、やっと一仕事終わった。
わたしの一番最初のパソコン、あまりに思い入れがあって手元にあるけれど、 このパソコンももう値段がつかない。 マッキントッシュのPlusで、外付けのハードディスクが20MBというものだ。 キーボードやマウスも全部揃った完動品。 ときどき電源を入れて生存を確認している。 これをジャンクにする気には、いまだになれない。
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