日記

2005年07月07日(木) めずらしく

 ちょこっと本の感想をたくさん書きたくなった。って言ってもあしたっつーか今日も仕事だという7月8日の午前0時50分という時間なのだがね。

 以下ちょー個人的意見ですので、寛大な心でお読みください。ちなみに面倒だったので、意見中の作者名は敬称を略させていただきました。ごめんないさい。



 先日、あとがきにひかれて本を買った。電撃文庫の「飾られた記号」という本だ。何にひかれたかというと、森博嗣に影響された作家がどういう話を書くのかという事。電撃文庫というレーベルでどんな作品なのかという、すこし期待と不安を抱くといういい感じに興味がでる感じだった。

 今、読み終わったのだが、感想は「森博嗣と三雲岳人と甲田学人を足して4で割った感じ」・・・・・・意味わからんかな。

 さすがに作者自身があとがきで書いている通り森博嗣の影響は受けていることは明白だった。だが、そのあたりは私にとっては冗長的な部分での感覚であり、表現も多少似るが、似たような設定の話(理数系システム系の話)であれば他の作者が書いてもある程度、同じような感覚は生まれるだろうってくらいだった。ちなみに私はページの三分の一(小難しい説明部分は四分の三)は飛ばし読みするたちだから、そう思っただけかもしれないが。
 三雲岳人に似てると思ったのは、学園モノってところがそう感じさせるのかもしれないが、なんとなく雰囲気が似ている気がする。レベリオンとかi.d.とか。特殊な学校って所や何か組織が絡んでそうなところとかi.d.っぽい。
 そしてなぜ甲田学人かというと、登場人物の中の一人である日坂道理がMissingの空目と多少似ていると思ったから。いやそれだけ何だけどね。

 そしてなぜ4で割るのかというと、作者の力量的に森博嗣と三雲岳人を足してるのに等分するとちょっと多すぎるかと思ったので。

 ま、そんな感じだったが、これシリーズらしいので続きが楽しみだ。一作目は良くても二作目から落ちる人って意外に多いし。がんばってもらいたいものです。


 以上感想終了。早く寝ないと遅刻しそうだ。

 ということで収穫本。

「飾られた記号」佐竹彬(電撃文庫)
「汝、女神に跪く者たちよ」片山奈保子(コバルト文庫)

 汝シリーズ話が急展開に進んでますよ。先がすげえ気になるです。
 佐竹さんのはこれから楽しみですな。難を言えば、イラストが好みじゃなかった・・・。なんで電撃ってこうなんだろうねぇ(苦笑)


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