| 2003年09月09日(火) |
それだけで生きていける才能 |
たまーにふと「それだけで生きていける」くらいの才能があったらよかったのに、と思うことがあります。そりゃもうそのせいで身を滅ぼしかねないくらいの才能ですね。
私は今プログラムとか作ったりとか色々やってるわけですが、精通しているわけでもなく勉強したこと教わったことを単にやっているだけなんですよね。いうなれば、学校の課題と同じ。それで給料もらってらっきーってな感じね。 だけどこの業界趣味が仕事ですみたいな人もたくさんいて日進月歩している所を月までちゃんと飛んでってるわけです。私はその軌跡を見てるだけ。私も趣味が仕事って域までたどり着きたいと常々思っているのですが、どうにも合わないんですよねえ。
子どもの頃よく壊れた機械類を分解して遊んでました。誰でも良くやると思うんですが、だいたいそれで構造を確かめて、そのうちなおしたり出来るようになるんですよね。でも私は単に壊して中身を見て満足しちゃってなおしたためしはありません。その辺の中途半端さが今もずっと引きずってるんだよなあと、改めて思ったわけです。
で、何でこんな話になったかというと今日の収穫本を読んだから。
「四季 春」森博嗣(講談社ノベルズ)
ゲームにもなった「すべてがFになる」の真賀田四季が主人公の話。なんと子ども時代からの話なのです。真賀田博士の会話を読んでると自分の思考回路がとんでもなく無駄なものに思えるんですよね。そして社会の無駄もすごく気になるようになります。 そして色々考えるけどやっぱり私はかわらんのですよねぇ。どうせその社会から逃れられるわけじゃないし、私は望んで社会に縛られてるんですから。
こんなこと色々思っても寝てしまえば、すっぱり忘れてるんですけどね。ま、そんなもんです。
ちなみに本の感想は、「どれが誰?」ってこと。四季は多重人格なので会話しててもそれは実在?それともひとつの人格?ってわからーんってなるんですよねえ。ちなみにS&MシリーズやVシリーズの人たちもちょっとだけ出てきたりします。
つーかさっきから雷めちゃめちゃなってるんですけど。雷注意報は明日の天気予報じゃなかったの?明日、会社行く頃には雨やんでて欲しいなぁ・・・。
|