にのらの日記

2009年03月24日(火) だから遠いとあれほど・・・

にのらです!
WBCも無事終わり、にのらも会社のテレビにくぎ付けでした。
岩隈がまたかっこいいでやんの!!顔も!!
バッターボックスの超1等地の広告が日本語ばっかりだったので、
こんだけWBCに広告料提供してるねんから勝たせてやって
おクレヨン・・・と念じておりましたが、無事に勝てて良かった!
しかし、結局さいごに残ったのが日本と韓国、となると、本場
アメリカの人たちは楽しんでいたのだろうか?もうなんか、
「え〜もうじゃあ東京で試合すればいいのに」とか
「つーかもうWBCは今回で終わりな!」とか
思われてないかと心配です。ともあれ、感動をありがとう!!!
どうでもいいけど、今回は原ジャパンじゃなくて侍ジャパン
なのね。原、人気ねえのかな・・。


青春18きっぷを使って長野県は松本〜諏訪〜蓼科の旅に
出てきました。日曜日に帰ってきていますが。
荷物が重い事と、木曽の山奥で生まれて初めて花粉症を発症
したことと、松本近辺にお住まいの日記読んでくださっている
方から遊んでもらえそうなメールをもらったのにニアミスで
出発してしまった後だった事以外は文句のつけどころの無い旅でした!!
長野の人と瑞垣の話題で超交流したかったです!!

1日目は朝7時前に家を出て、

大阪⇒13駅⇒米原⇒11駅⇒名古屋⇒15駅⇒中津川⇒25駅⇒松本

約7時間半の旅路でありました。

最初は順調だったのですが、木曾の山間に入った辺りで
いきなり同行のY子の瞼がポンッと腫れて、何や何やと
言っている間ににのらがくしゃみを連発。鼻水ダラーん。
目がかゆいかゆい。なんと2人して瞬時に花粉症を発症。

とにかく、まず着いてすぐに松本城に向かいました。
さすがは国宝。納得の重厚感がにのらを迎えうちました。
東日本のお城は大名的にはあまり滾るものが無いのですが、
あの暗さ、何も無さ、展示物の無さはまさにキングオブ文化財。
天井の低さに、空気の冷たさに、ガランとした暗さににのらは
もう・・もう・・。あまりにじっくりガン見していたせいで、
一緒に見ていたY子が冷えてお腹を壊したくらい、いつまでも
いつまでも、にのらは城から離れようとはしなかったのであった。
Y子がお腹を壊したあとも、にのらは天守閣から離れなかった。
すまない・・文句ひとつ言わないY子。優しい子・・・。

しかし、ここに来て発症した花粉症がおさまらず、もう外で
ゴハン食べる気力もなかったので駅弁を買ってホテルの部屋で
食べました。花粉症は、人それぞれに花粉キャパシティを持って
いて、蓄積された花粉がキャパを超えると途端に発症する、
すなわち、キャパを超えなければ一生発症しないなんて聞いた
ような気がするのですが、にのら達はあの木曾に入った一瞬で、
一生分の花粉キャパシティを超えてしまったのだった・・・・!!

で、翌日はY子としばし別行動。にのらは一人、諏訪大社に
行ってみたかったので、下諏訪行きの電車に乗り込みました。
下諏訪から諏訪大社までは歩いて20分くらい。きっともう、
諏訪大社に入っちゃったら2時間は出てこれないだろうと
いささか緊張していたのですが、なんと諏訪大社は工事中でした。
にのらは泣く泣く参拝し、トボトボともと来た道を戻った
のですが、なんと次の電車まで1時間も!ノ〜。

まあ、そんなこんなで、蓼科に行ったのですが、ここに来て
腰が痛くなってきたので蓼科は割愛。

3日目は1日かけて帰宅です。
一緒に行ったY子は、もう電車がイヤやと言いながら寝て
しまいましたが、幸いにのらはオタク特有の「退屈な時間を
有効利用できる」特技を持っているので、言いかえれば、
オタクの性で、窓の外を見ているだけでもう何でも妄想物語に
変換できてしまうので、特に中津川から松本までの鈍行25駅などは
もう、萌えのお花畑でありました。


↓以下、にのらの携帯に残っていた文章

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大きく永遠に蛇行する激流と、水煙にけぶりながら
幾重にも折り重なる山々の合間

深い谷の底に
僕の家はあった

少し雨が降っただけで
無数の木の葉と黒い木の幹から立ち上る霧で
あたりは湯気を被ったみたいに白く白く煙る

運転士が信号を読む掛け声を
幾度も幾度も聞いてやっと
僕は無人の小さな駅に降り立った

外套の下に隠れていたゴウトをそっと降ろそうとする
窮屈な場所で何時間も耐えていた彼は、
抱いた手が地面につくより早く、
ストンと降り立って背中をきゅうと伸ばしていた

僕が昨日までいたあそこでは、
駅に降りてするに自動車やなんかにぶつからないように
注意を払って構えたけれど

ここには何も無いから
雨の駅に、鳴海さんを思った

「ライドウ、お前、傘を忘れていっただろう」

お兄さんが迎えに来てやったぜ。と笑う鳴海さんを思った。

目の前にうつるのは、誰も迎えに来てはいない無人の改札と
静かで柔らかな土の肌と木々の緑だけだった。

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故郷が懐かしくないわけでは無いけれど、事件が解決して
間もなく帝都を後にしなければいけなかったライドウの、
帰る場所は葛葉の里ではなく、鳴海にすっかりすり変わって
しまっていたらカワイイなあと、思っていた様子。

電車に乗ってると、妄想ばっかりする癖を直さなければ
なりませんな!


さてさて、

明日はいつもより1時間おそく家を出るので、今からご機嫌で
あります!!ヒャホー!!!!!

妙にテンションが上がっているので、何年も前からやりたい
やりたいと思っていた100のお題(ジャンルランダム)を
始めようかと、今お題サイトを探して、その膨大さに結局
どれをとったら良いのかわからなくて一旦休止中です。

あ〜鼻がムズムズする。ノーモア花粉!!


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