2001年08月23日(木) |
メロがはみだしっこの画像をくれた、のだが、 |
メロが茜丸のおかえしにはみだしっこ画像を飾ってくれていた。 画像を日記に貼ったろうと思ってURL調べようとしたら ジャバスクリプトイワッチに怒られた。
あんだよ〜目の前にぶら下げられたにんじんを食おうにも食えないよ〜。 何であんな小技効かすねん。めろぱん。おいめろぱん。
そんなわけで今日ははみだしっこの話をします。 これはにのらが世界で一番奥深いを信じている少女漫画です。 世の中に素晴らしい漫画は数多い。しかしそんな競争率の高い コミックヒエラルキーの片隅で紅茶をすすっていそうな立場に いるのが、はみだしっこだ。
にのらが生まれる3年前から連載が始まってます。昔の漫画・・。 でも凄いねん!!!目がキラキラやのに、言うてる事がおませ。
それはもう7歳のガキが叫ぶねん。 君は一体君がどれほど正しくて他人を裁こうってのサ! とか ここは善だけの岸だと信じきれるなら楽さ! 善い岸に住んで適当な時には善なんか眠らせときゃね! とかな。もう凄いねん。カッコイイよ・・・。
そんな七歳児がおったらお目にかかりたいですが、 さらに14歳になるとコイツラが大人顔負けの会話始めるねん・・・。 ノッポには長いベッドをチビには短いベッドを用意するのが公正か 同じサイズが公正かとか言いながら裁判の話したりするねん!
もうな〜良すぎます。はみだしっ子。説明しましょう。 主役になるのは4人の子供。7歳が2人と5歳が2人。全員不幸ないきさつで 家出して放浪のたびをしているのだ。
グレアムちゅうんがリーダー格で、ピアニストの父親との確執で 家を飛び出したんだな。父親に片目潰されてよ。 台詞がイチイチ難しいんだ・・内心がよく分からない。 最後まで分からないんだよ。作者の三原順氏が亡くなってな・・。
アンジーちゅうんがな、これがもう目茶目茶ええんや・・・。 女優の私生児なのだが、小児麻痺にかかった時に母親に捨てられるんだ。 生意気で7歳の時から酒と煙草を嗜むダンディー児童なのだ。 料理が上手なひねくれ者なのだが、実は繊細で魅力的なのだ!!! (サンジさんみたいでしょ)
あと、サーニンは母親が雪の中で発狂死してから失語症になって 父親に地下室に閉じ込められてたところをアンジーに助けられて 救われるのだが、こいつがまた超イイコな野性児なのさね!!
で、末っ子的存在がマックスちゅって、もうメソメソした泣き虫甘えん坊 の弱い子なのだが、それは父親に暴行受けた為なのだ。 こっそり飼ってた野良猫を銃で撃たれてたりな・・・。 で、優しいグレアムに助けられて次第にお茶目さを取り戻すのだが この子が自立していくにつれてグレアムがズレて行くんや・・・。 そのズレっぷりが物語の支柱になっていくのだ。
その他、放蕩の家出少年なのでアチコチに知り合いがいるが、それは 置いといて,物語は小噺を交えながら少しずつ進んでしていくのだが、 中盤にさしかかるとな〜ある事件がきっかけでどんどん話がややこく なっていくねん・・・。もうな〜口でいうのはもったいない!!! ある種人に勧めるのはもったいない!とまで思い詰めかねない作品。 影響受けられるもんなら受けてみたいわ。
はみだしっこ礼賛終わり。
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