にのらの日記

2001年06月20日(水) どうでもええ話 + 続き

こないだ流行りにほだされて通勤用に買った陰陽師の話。

陰陽師という本を、何でもドラマ化とかされたりして大変流行のようで
あったのでちょっと買うて読んでみたらば結構オモロかった。
本なんか滅多に読まないのだが、3頁で止めたりするのだが、これは楽。
短編で会話が多いので読み応えなどはないが、なかなかに。あそれなかなかに。
でな、まぁ読み応えなどはどうせ通勤時の半寝状態で読んでいるので
そんな事はどうでもよくて、それに出てくる主役の相方の話なのだが、
妙にカワイイのだ。主役は清明という陰陽師で(まんまやん)、その主役に
いつも事件を提供する相方がホームズでいう所のワトソンであり、
ポアロでいう所のヘイスティングスであり、

ケミストリーでいう所のカワバタなのだ。

博雅っていうねんけど、そいつがもうメチャメチャ可愛くてな。
無骨で色気の無いオッサンなのだが、オッサンではないんやけど、
いつも清明にからかわれて赤くなったり怒ったり拗ねたりするのだが、
どんなにされてもいつもブラリと清明の所にお土産を持って遊びに行くのだ。
清明は博雅が清明宅に来るまでの橋に使いの式神を忍ばせて、博雅が
「今日は清明いるかなぁ」と呟くのを報告させて、博雅が来るまでに
酒の用意などをしていつも彼を驚かせるのだ。おちゃめ。
問題は、何回やっても騙される博雅。アンパンマンがバイキンマンに
いつも騙されては忘れて、次回には再び「バイキンマンだったのか!」と
さけぶ。アレだ。騙されやすいのだ。いつもビックリしているのだ。

も〜超単純で、ヘタれで無骨なのだが、芯は男気があって勇敢で聡明で
ボンボンなのだ。兵部卿宮の子供なのだ。ボンボン大好きっ子には
溜まりません。

読み進むうちに萌えてきて(萌えてくるとそれらしいポイントが沢山ある)
清明が博雅をからかったり、時にシリアスに「博雅は博雅でよいのだ」とか
「おれにとって必要なのだ」とか「おまえはいい漢だな」とか連発して
ときめもな所とか、かなり楽しい要素を孕んでいるように思える。

オバケのロマンよりも博雅が可愛い。博雅の為に読んでくれ。
ワシ現実大好きなので神秘的なものにはあまり興味がないが、博雅は神秘的。

**更新**
 玄関をフェイタンにしました。
 早く本誌に戻ってきてくれないと寂しいですが、団長と彼がまた
 イチャつくのも時間の問題ではないかと望んでいます。微妙に語尾が弱気。








その後。陰陽師の後書きに岡野玲子という漫画家の方によってマンガ化
している事をしって、早速ホームページに行ってみたのだが、

陰陽師の巻1,2の頁の「天邪鬼」の絵、

フェイタンそのもの!!!!


もう爆笑。可愛いくてたまらん。やっぱ博雅よりフェイタンよ根☆

あ、にのらが書くとまるで博雅アホみたいですが、実際はボンボンで
騙されやすいだけでなく、音楽の才能がマンパチなナイスガイなのです。


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