■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2004年09月24日(金) 秋の遠足。

今日の夜出発で、富山に行ってきます。



昨日の祝日は、一人で新宿で買い物後、初台オペラシティアートギャラリーの
「夢見るタカラヅカ展」見に行ってきました。

ここのところ、秋の気配を感じるせいか購買意欲に火がついてます。
先週も、森で跳ねる兎模様の透かし彫りのシルバーリングと、
60年代っぽい幾何学模様のコーデロイのワンピを購入したばかり。
異常に厳しい残暑のために、買い揃えた秋物は、なかなか袖を通す機会が
やってきません。

指輪は右手の薬指にさっそく装着。
もともと右手の中指には、オレンジ色の石の入った指輪と、
互い違いのクロスの透かし彫り指輪が2本も嵌っているので
見た目が物凄いことになってます。

妹に、「人でも殴り殺しに行くのか」と真顔で聞かれました。



「夢見るタカラヅカ展」は、相変わらずユルイ造り。
オペラシティアートギャラリーは、かなり頻繁に足を運んでいますけど
今までで一番面白くなかった企画だったなあ。

タカラヅカって扱いの難しいサブカルだね。
もっと、あの世界が内包する毒々しいキッチュさを曝け出せたら面白いのに。
そういう意味での本質を一番捉えていたのは、蜷川実佳だった気がする。

売店で、篠山紀信氏が撮影したタカラジェンヌの写真集を立ち読み。
紀信氏は、男役を被写体にするのは好きだけど、娘役撮るのは
あんまりお好みではないらしい。

紀信氏が撮りたいジェンヌの姿って、あくまで男性側からみた
「男装の麗人の滲み出る色気」なので、大半の女性ファンの考える
「男役の格好よさ」とはちょっと違うのが、紀信氏の写真が
ヅカファンにはイマイチ評価されにくい要因なんだろうなあ。
なんか、普通にマニッシュで綺麗なオネエサン、って感じに仕上がっちゃう。


だから、某娘役に男装させて撮った写真は、なんか凄絶にエロかった。
通常の娘役姿の写真は、全然色気なくてイケてないのに。

本人が男装することにかなり難色を示した、という話をどこかで
聞いたことがあったけど、あれだけは、紀信グッジョブ、って言いたい。


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まめ。 [HOMEPAGE]