あぁ 長いよぉ〜 読むの疲れるよぉ 呼んでくれる方 頑張ってね♪ それでは 前回の続き より ひぃひぃ言わされちゃった のを悟られぬよう必死に冷静を装って −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 駅の中へ歩を進め まろさん、小町さん、401さん発見 そして電話して かちょうさんに発見してもらった 初顔合わせのかちょうさん 話に聴くより だいぶ若い感じ 何処から聞いた話かは まぁ イイじゃないですか 酸素不足を訴える我が肉体を押さえ込み にこやかに挨拶を交わす しかし、準備不足の焦りからか 引きつった笑顔だったやもしれぬ感は否めない 軽やかな足取りを気取り 会場のばー様の家へ案内する そして、鍋オフをする部屋に御客様方を押し込み 準備を始める 時間が掛かるのが目に見えているので 茶菓子を提供し場を持たせようと企む 茶菓子を食べてもらっている間にソイを刺身にする ちょうど一匹分を捌ききった所で 竹子さん到着の時間となる 捌きたてホヤホヤの刺身を御客様に出し お迎えへ MR2が爆音を立て駅に向かう 到着と同時に竹子さんから電話 ロータリーにいると伝える すると、バスの影から魔女が! うわぁ! あ、いや 箒は持っていないぞ? ん?あ! 竹子さんだ (本当はそんなこと考えてる余裕なんて無いことが文章からわかると思うが 実際、後から付けました) 魔女の乗り込んだMR2は颯爽とロータリー出口の信号でガコッ!!っとエンストぶっこく 格好悪いことこの上なし まぁ私はその程度の男だ だが、恥ずかしさのあまり顔から日が出た 日?めでたいな 何か 竹子さんも会場に押し込み 主役のあんこう鍋の準備に取りかかる 塩で締めておいた肝を酒で洗い 沸かしてあった熱湯で身や皮を洗う あんこうの量が多すぎたようで熱湯が見る見る冷めて行く 焦っているうちに鍋が沸く 急いで昆布を取り出す 一方の鍋には醤油味 もう一方には味噌味の汁を作り 潰した肝を入れる 一度煮立ってから味見をして 具を放り込む しばらくして味見をすると 醤油味のほうエグ味がある あんこうのアクが抜けきっていない!! 味噌味の方は まあまあの出来だ!! よし味噌味出動!! 会場に味噌味を運び「味噌味が先ね 食べてて〜♪」と にこやかに伝え 鬼のような形相で再びキッチンへ あーだこーだと醤油味を調整し 何とかエグ味を誤魔化したところで 醤油味出動!! 会場に戻り「すまん 醤油味 失敗してしまいました」と素直に謝ってみる しかし、御客様方は「美味しい」と言って下さった ああ・・・有り難い ホッとした ここで料理人からバーテンダーへと転職する 変身! 以前約束した401さんへのオリジナルカクテルをつくる 実は焦りすぎたため頭の中は真っ白でイメージすら出来上がってはいない どうする? と、401さんを見ると 袖が肌色のお召し物? ん? いや ノースリーブですか 涼しそうですな ん、あぁ そうか!(何が?)と ひらめく(何が?!) XYZのアレンジでいってみよう!(何で?!!) リキュールの割合を増やし フルーティさと深みを出して 401さんへの「Classic Coronet」完成 伝統的(Classic)な手法で作った冠(Coronet) 香り高く複雑な味の中に芯の通った感じ 次は小町さんのカクテル あまりお酒が飲めないということで甘めのライトなカクテル 甘めのライトカクテルといえば 私の得意分野 この手のカクテルでハズすわけがない と言いつつ 手元にあったジュース類がQooだったのは しくじったと思われるが 頑張って オレンジ、ピーチのジュースとパッションフルーツのリキュールで作り上げた 小町さんへの「Angel Breath」 ピーチとオレンジのハーモニーにパッションフルーツでアクセントを加えてみました そして、竹子さんへの「竹涼風」 以前にオーダーを頂きまして作らせてもらったものです 日本酒とお茶のリキュールで「和」の雰囲気を出しています そのままでは甘味が強いのでレモンで引き締めています 竹林に面した縁側などで水を張った桶に脚を浸しながら夏を満喫するカクテル 今は冬ですが 今回、かちょうさんが持ってきてくれた「北雪」(美味すぎる!)を使わせていただいたため オリジナルよりも良い出来に仕上がったのではないかと・・・・・(爆) 一通りカクテルが出来たところで(男性陣を置き去りに)鍋に合わせたワイン(シュタインベルガー・カビネット)を開ける スッキリした甘さのドイツの白 あんこう鍋のコクに負けない味わいのあるワインだと思います さくさくと飲みきってしまいました あ まろさん ちょっと赤くなってる 可愛い♪ 次は かちょうさんが持ってきてくれた「北雪」 市場販売されない特別なものらしい 甘味、香り、コクが素晴らしく 喉越しは冷水のごとし 何という絶妙なバランス!! 凄い!! 久しぶりに日本酒で感動しました さすがは特別品 これは泣けるくらい美味い 御馳走様です あ 小町さん ポーッとしてて 可愛い♪ かちょうさんのリクエストにより 甘くないカクテルを「ギムレット」のアレンジにて ウォッカにライムと少々のリキュールを加え 氷の入ったグラスで勢い良く混ぜる「Vodka Mist」 Mist(ミスト)とはカクテルのスタイルの一つで勢いよく混ぜることで急冷し そのためグラスが曇るところが霧が掛かったように見えるためにそう呼ばれる 切れ味が第一のカクテル そして、2本目のワイン ブルゴーニュの赤「ジブレィ シャンベルタン」 単純に私の好みで選びました と、そんなこんなで飲んでるうちに(鍋は何処へ行った?)御客様方のタイムリミットが近づき あぁ もう時間ですね あまりお構いもできませんで などと思って鍋を見ると粗方片づいている 非常に嬉しい こういう風に食べてもらえると作っていて気持ちが良いモノだ♪ これからも何か作らせて下さいな 次回はもっと段取り良くしますから(爆) というわけで 御客様を駅まで送って あんこう鍋オフin古河は終了しました
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