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 生活綴り  咲紀




2006年06月12日(月)  聖ちゃん怒り ⇒ 2回目のご訪問

実は先週の金曜日、我が父の55回目の誕生日でした。

私が成人して以降、家族の中の誰かが誕生日を迎えても
その日にケーキを買ってきて祝うという風習が
なくなっておりこの金曜日も朝に起きた時に

「おめでとう」

と言っただけで済ませようとしていましたw


特に、この金曜日はちょうど大阪に出張にきている
聖ちゃんと北新地のお店でご飯という大切な御用が
あったので余計に父の誕生日をスルーしていたのです


んで、金曜日の会社帰りに無事に聖ちゃんと合流し
楽しく聖ちゃんとご飯をいただいとりました。


でも、事態は私の一言で一変してしまったのです。

「そういえば、今日、父の誕生日だったの」

「はぁ?・・・もう一度、言って?」

「えっ、(内心、まずったと気づいた)
 ・・・父の誕生日かも?」

「かもじゃないでしょ?誕生日は一人の人に年一回」

「うん。今日、誕生日だねー」

「で、咲紀さんはなんでここにいてるの?」

「それはね、聖ちゃんとおいしいご飯を食べたい♪」

「は?」

「・・・ごめんなさい」

「今から店出るよ。」

「やだ。
 コースのデザート出てきてないし、今日はハーゲンの
 抹茶白玉を食べる約束したやん!」

「だめ」

「けち」

「だめなものはだめ!」

「・・うちの家は大人になってから誕生日を祝う
 習慣がなくなってるから気を遣わなくていいんだよ」

「咲紀さんはいいかもしれないけど
 こっちが困るの! 分かる?
 将来のお父さんの誕生日に娘をつれだしてるだけでも
 心象悪くなるでしょ!」

「・・・・ごめんなさい」

「じゃあ、今からいくよ」

「はい?どこへ?」

「咲紀さん家だよ」

「もう21時すぎてるよ。家に着いたら23時前だし。」

「泊るつもりはないから。
 お父さんの誕生日に連れ出したことを
 謝ったらすぐ帰るから」

「そういうつもりじゃなくて・・・
 今日は実家(中国地方)に最終の新幹線で
 帰る予定じゃなかったの?」

「そうだけど。
 将来のお父さんの誕生日だし、それが優先」

とのことで、急遽2回目の我が家訪問になりました。

食事をしていた場所が北新地だけに、
夜も開いている酒屋さんがあって、そこで
父の大好きな焼酎をプレゼント用に購入していただき、
我が家へGO

両親も急な訪問だけど、歓迎してくれて楽しく過ごせました。

もちろん、そんな夜中に帰っていただくこともなく
今回も泊っていただきました

聖ちゃん、いろいろ気を遣わせてごめんよ

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