生活綴り 咲紀 |
2004年02月16日(月) 罪は自己申告で(生々しく) | ||||
「ねぇ、咲紀さん、そんなにホームで飛跳ねたって 電車(サンダーバード)はこないんだから落ち着きなよ 咲紀さん、結構いい年なんだし・・・」 23歳。 でも、口に出していわなくたっていいじゃない。 電車がくるまであと15分。 大阪駅構内の北陸方面へ向かうホームにあるコンビ二に入って 二人で週刊誌を立ち読み。 すぐに飽きる私。 熱心にSPA!をよむ彼。 あんまりにも退屈で 「セクハラー」と言いながら、 彼のお尻をジーンズの上から撫でる。 「本当に飽き性なんだから」 と言いながら、手を掴む彼。 なんだか全部が楽しい。 電車に乗って、約1時間。 ちょうど琵琶湖のあたりのところで 2日遅れのバレンタインチョコを渡す。 「あれ、咲紀さん? 今年はショコラティエのチョコ買ったって言ってたよね? これはどう見たってモロゾフ・・」 「ううん。モロゾフに見えるけど、ショコラティエって ことにしてくれない?」 「これはどう見たって、モロゾフ。 ショコラティエは?あんだけショコラティエって騒いでたやん どこにあるの?」 「胃。」 「誰の?」 「私と朝子と繭ちゃんの胃」 「・・・ふぅーん。 それって食べたってことだよね?」 「そうとも言うよね」 「じゃあ、素直にいいなよ。はいっ」 「わたくしがたべさせていただきました。 3600円のチョコは極上のおいしさでした!」 「たかっ!ほんまにそんな高いの買ったん?」 「うん♪ やっぱ復活した記念に思い切って清水の舞台からって いう気持ちでかってみた♪」 「ふぅーん、そんな復活記念のチョコを咲紀さんは 友達と食べたんや」 「うん。だって14日、そっちの都合であえなくなったから なんかむかついてたべちゃった。 でも、『悪いなー』と思って今日の為に さっき会う前にダッシュでまた買ってきただけまだいいやん」 「開き直ってるしー 咲紀さん、たちわるー」 「これも運命やと思って」 「それで、このチョコいくら?」 「1000円」 「・・・気合入ってないねー (バックをあけながら)これ見て!」 「うそー ゴディバやん。すごーい」 「これ会社の子が義理でくれたの! なのに本命の咲紀さんは1000円のモロゾフ」 「・・・悪い? 14日に会えなかったんだもん。仕方ないじゃん」 「逆ギレするし」 「本気で怒ってるの?」 「別に・・」 こんな感じで山中温泉への1泊旅行は始まったのでした 写メール日記 BBS |
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