静かな色と鮮やかな色が似合ってた 伝えたかったから 拙い言葉を並べていたよ
伸ばし始めた髪は 思春期の僕への答え
『きっとここから抜け出せないよ』 『それでもいいから』と 僕は笑ってる
セオリーどおりのスタイルなら 愛される前に消えるよ 逃避行も飽きてしまえば 穢れた感覚を楽しめたよ
キレイに咲いたままの置き去りの花束を 誰に届けていいのか分からないままだったよ
君がどこかで 苦しまないように願ってる
『このまま独りでいるつもり?』 『愛情は使い切ったから』と 僕は笑ってる
忘れられた言葉を添えて 廃墟に一輪の花を捧げるよ せめて真新しい希望を 穢れた暗闇の奥で捜して 窓から手を伸ばした あの日の僕へ
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