切れ端。

2006年12月14日(木) to 5th.

静かな色と鮮やかな色が似合ってた
伝えたかったから 拙い言葉を並べていたよ

伸ばし始めた髪は 思春期の僕への答え

『きっとここから抜け出せないよ』
『それでもいいから』と 僕は笑ってる

セオリーどおりのスタイルなら 愛される前に消えるよ
逃避行も飽きてしまえば 穢れた感覚を楽しめたよ


キレイに咲いたままの置き去りの花束を
誰に届けていいのか分からないままだったよ

君がどこかで 苦しまないように願ってる

『このまま独りでいるつもり?』
『愛情は使い切ったから』と 僕は笑ってる

忘れられた言葉を添えて 廃墟に一輪の花を捧げるよ
せめて真新しい希望を 穢れた暗闇の奥で捜して 
窓から手を伸ばした あの日の僕へ


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shinsuke [MAIL]