切れ端。

2005年10月01日(土) Yさんへ。

貴方が昨日亡くなったという話を旧友から聞きました。

最初は半信半疑でした。けど事実だったんですね。

僕が最初にあったのは18歳頃だったでしょうか。

生意気盛りで数多くの迷惑をかけてしまいました。

僕がそこを離れてからは疎遠になってしまいましたが、

人伝に話は聞いていました。

貴方を思い浮かべると、

目を細めてタバコの煙を吐き出す姿が思い浮かびます。

最後に会ってから時間が経ちすぎていて、

最後に見た貴方の姿はどうだったのでしょうか。

それでも顔は今でもはっきり覚えています。

貴方の少しボサボサした髪型も。

死ということに耐性が出来たつもりでいましたが、

やはりどうしようもない虚しさは抑えられません。


貴方もまた父と同じく、僕の中で生きつづけることでしょう。

思い出の中で会いましょう。いつかそちらの世界に行く時は、お酒でも。

Yさん 安らかに…。


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shinsuke [MAIL]