君から教わった唄を 忘れた振りをして閉ざしてた 歌声が聞こえる 近くて遠い過去から 感傷を連れて
窓から優しく空を 指差す君を僕は隣で眺めていた 指先に見えてた 淡く幼い約束事と オレンジ色の夕日
哀しく空を指差す僕を 君は知らないでいる 今夜 願い事を星に預けよう 叶わない事を知っても そっと空に手を伸ばして
淡い言葉を繋げてみる 君の声ならこれで思い出すはず 掠れて響く過去と 闇より翳った現実と オレンジ色の夕日
闇に手を伸ばす僕を 君はきっと知ってる 今夜 もう一度だけ口ずさむ 憂鬱になってもかまわない そっと聞こえるあの唄を
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