2009年09月10日(木) |
■ジェーン・エア−2 |
激しくネタバレというか、見てない方にはあまりお楽しみ出来ない と思いますので、その辺りはご勘弁下さい。
二回目ということで、 本当ならプレビューでの比較やらなんやらを感じれればいいのですが、 座席がA列一桁ということで、ご覧になった方は、お判りと思いますが、 ジェーンの寝室側だったので、生着替えのことししか、 もうそれしか考えられないアホの子でごめんなさい。
で、実際に座ってみると、 舞台は荒野をイメージした草木が縁取りに植わってまして、 その草木が端だからって、ちょっと高くないかしら???と、 ステージにモロかぶりだったですよ。 どうゆうことなの!ココをこんなに高くする必要があるのでしょうか? アンケートがあったら、絶対に書いてたわ!
さて、注目の(私だけ)生着替えというか、 綿の下着とメンのズボンになって 寝間着代わりね、に着替えるのはベットの後ろでやってました。 ……冷静に考えればそれはそうだよね。 でも、ベットに飛び乗って、あらあらジェーンここでもう寝ちゃうの。 おこちゃまねとか思っていたら、チェスター様のことを考えて眠れなくて、 ぱっちり目が覚めちゃう所なんてのをつぶさに見ることが出来ました。 てゆうか、目があってましたし。←人に話したら、笑われた。(笑)
ともかく、恋は夜に作られるのですね。 と、改めて。
ジェーンってそうゆう、女の子ならではの、 エッセンスがそこかしらに、つまっているなあと思います。
実は大金持ちに見初められて、恋に浮かれているジェーンに、 釘を差している(はずの)フェアファックス夫人が、 結局、折れて、アデールと3人でぎゅっと抱き締め合う、 場面が好きです。
もう、本当に普通の何でもない場面なのにね。 そこがこのミュージカルのいい所なのかもしれません。
さて、あちこちで、 「ぶすぶすドブス」って、 どこが「ドブスねん」
というご意見を聞くのですが、あれについて一言。
孤児でやせっぽちの女のは、まあ、普通の造作でも、 カワイクないですね。 しかも、少なくとも誰からもカワイイって云われないですね。 だから、彼女は自分がカワイイって思ってないんですよ。
でも、松たか子は美人ですよね。 だから、この台詞は確かに違和感なのですが、 でも、演技はちゃんと自分が可愛くないと思っている人の演技なんですよ。
「二人のポートレート」の歌を間近で見て、 歌とか、仕草とか、 ああ、この人、自分がカワイクないと少なくとも、 そう思っていると、思っちゃいます。
だから、松たか子というか、ジェーンが美人なのはきっと、 大人になって化粧が出来るようになって、 ちょっとは綺麗になった人だったり、 もしくは、ハウルの動く城のゾフィーが途中で、 カワイコちゃんになったのと同じです。 心象風景です。イメージです。
ジェーンの徳の高さが、 顔に表れているということで。
・・・・・・・これ以上、引かれないうちにやめておきます。
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