私は映画は公開直後に行くということはめったに無いのですが、 やはりこれは行かねばならないでしょう!
たか子さんは抜きにして、だって、HEROが好きなんだもの。 というわけで、レディースデーで、行って参りました。 (って、レデースデーで威張るなという感じですが)
というわけで、激しくネタバレ有りです。
感想、面白かった。んですけど 、、、、、TVではなく、映画としてみた時、どうなんだろうと。
TVだったら、間にCMが入るから、その間に続きがもどかしながらも、 息抜きが出来ますが、映画はずーと見てなくてはいけないじゃないですか。 それに耐えれるエピソードだったかというと、 ちょっと、物足りない気がします。
それは盛り込んだ話しが面白く無かったというのではなく、 映画としてみた時に不必要かどうかは別問題。
ぶっちゃけ、
*韓国で車を探している場面 *泉谷と一緒に見舞った場面
は、いらねえええような。。。。。。 その事実が要らないのではなく、 韓国行って、車探しているのに、ぶっちゃけ役に立たなかったというのは、 なんだか、HIROぽいのですが、 妙に強調しすぎているのがなあ。
いや、事実として判ればいいことであって、 わざわざ画面で表現しなくても、いいと思うのですよ。
その時間経過を表すのに、ぶうぶう云いながら、 久利生の仕事を手伝っている城西支部の面々とか、 その間に蒲生弁護士が来ちゃって大変とか、 やるべきことは、あるだろう。
大体、一週間も車を呑気に探しているというのが、、、 時間的な制約も、金銭的な制約も無いっていうのは、 なんだか、リアルティに欠けます。 牛丸部長、舞子に電話を掛けよう!!! そして、ずばっと断られて!(笑)
滝田さんの、お見舞いも、行為自体が×なのではなく、 久利生が逢いすぎているから、 「これで逢うのが最後でしょう」というのが、本当か?って感じで、 いや、なんか奴、明日、来そうだし〜(笑) (大体、公判抱えた検事にそんな時間があるのか?)
そのスペシャルから追い続けている巨悪の花岡代議士が、 あんまり大臣まで上り詰めた男に見えないというのも、 なんだかなあ。
石橋蓮司さんの方がよっぽど悪徳代議士に見えるのですけど。 岸辺一徳さんとか。(いや、彼は裁判官でいいと思うのだが) コモノの政治家というのを、あえて表現がしたかったら、 ソレに相応しい方もいらっしゃると思うのだが、、、 どうしても、大人の事情を垣間見せるキャスティングにしか思えないのが、 残念です。
長野里美さんと、古田新太さんが、出ていたのは嬉しかったけど。 古田さんは、初め、うわー、これだけかい、勿体ないと思っていたら、 ちゃんとキーパーソンになっていたので、うわ、流石と心の中で、 ガッツポーズを取っておりました。←(笑)
後、気になったのが、皆、舞子と久利生をくっつげたがり過ぎ、 ではありませんか?まあ、気持ちは判るのですが、 カン・ミンウ検事と、美鈴さんと、マスターだけでいいじゃん。 あっ、結構、多いな。(笑)
だからもかもしれないが、最後のちゅうが、ものすごく、 とってつけたような、気がしたのは私だけでしょうか?? それとも、こうリリカルな場面に思い入れがないから。
ともかく、ヒット作と名作は違うのねと思いつつ、 なむなむヒットしますようにと、手を合わせるのは、 私がたか子さんが大好きというわけではなく、 あの城西支部のメンツが大好きだから!
なんて云ったらいいんだろうな、ぴたっと上手にツボに填った感じ。 あうゆう空気を作れるのは、ある種のウンの良さであり、 幸運だと思うので。
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