と、いうわけで8/8のチケットを流した私は、まあ3日くらいじゃ、 そんなに変わらないよ、ふっと、うそぶいる間もない位、 忙しがしかったのですが、落ち着いたら、なんか、やっぱり見たくなって、、 こまめに某掲示板をチェックしていたら、
最前列が出ているでは、ありませんか!!!
震える手で交渉を開始したら、速攻決まりました。 ありがとう、譲渡主さん!!!
父親の誕生日ねとか思いましたら、これを逃したら後悔しそうなので、 無視しました。後で、この時期はバスって、お盆ダイヤでもし、日曜の 時刻表で動いていたら、帰りタクシーじゃんと青くなりましたが、 そん時はもう、劇場の前だったので、腹をくくりました。。。 (土曜ダイヤだったから、ギリギリセーフだったんだけど)
というわけで、仕事をちょっと切り上げて、さっさと行きましたでありますよ。 今回は2回目ということで、ストーリーも判ってますし、 「かもめ」も読んだし、誰に遠慮もなく「たか子さんビジョン」です。
というわけで、以下、ネタバレというか、感想。
おかげで、初回では気が付かなかった、段田さん演じる署長さんに、 ぐるぐると、ソーセージを巻き付けるヒゲたか子警官を堪能出来ました。 もう、ココが超可愛い〜。 セリフが無いから、余計に可愛いのよ〜
私的生瀬さん、ベストは2幕1場のレストランの場面。 あの過剰演技のウエイターが、めちゃくちゃおかしいよ〜
財布を落とした、 コイビトに振られた、哀しい演技といって、 全部、手をすっと額に載せる、井上君もツボです。
おっと、マリヤの話しですね。
実は冒頭から、きっちり、たか子さんは仕事をしてまして、 オリガを見つけたマリヤが、初めは怒った風なのですが、
にっこりと笑うのですよ。 実はここだけで、芝居の内容が判ってしまうという。。。。。えっ? そして、ラスト場面、4人の兄に交互に、遺言を聞かされるマリヤが 痛々しくも美しい。
結構、サイトで感想をチェックすると、大竹さんが凄かった という意見がが多いのですが、いや、スゴイのですが、 皆、日本人なんだから、判官贔屓になろうよ。
有る意味、この芝居の核になっているのは、 しみじみとした夫婦像を見せるチェーホフ夫妻ではなく、 その姿を見て許してしまうマリヤだと思うんだけど。。。。
如何せん、葛藤らしい葛藤が、 パン生地の緞帳に、 押しつぶされるだけだからねえ。。 しかも、それは兄さんにコイビトが出来る葛藤だ。 その後の兄さんの嫁が理想の嫁じゃないというイライラが、 ちょっと少ないので、判りにくいのだが。。。
こればっかりは仕方がないか。。
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