おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦 閏四月二十四日
カレンダーを見たら、今日は「弘法大師誕生会」と書いてありました。 誕生会って誕生日ってこと? きっと昔だから正確な誕生日ってわからないのかもしれないですけど、へ〜今日は炭焼き人にしては縁起のいい日なんだな〜と勝手に思いました。
というのも、弘法大師は中国から仏教を学び、日本に伝えてくださった方ですが、一説によると炭焼きの(いい炭を焼く)技術もこの弘法大師が伝えてくださったそうなんです。 それを証明するかのように、弘法大師が行脚した地域と炭焼きが栄えた地域が面白いほど一致しているそうです。 ここ西多摩・奥多摩地域の鍾乳洞は弘法大師が修行したと言われているのですが、この周辺も炭焼きが盛んだったのです。 ここで炭を焼いてるのも縁があるんだな〜と関心・・。
窯の形が卵型というのも、思想的に意味があるのだそうな・・。 まあ物理的にはとても効率のいい形だと言われていますよね。 よくある話ですけど、宗教で説かれている思想にでてくる形は、物理的・力学的に調べてみると、ものすごくよくできていることが証明されたりしてますよね。
じゃあ、植物が死んだようで炭素だけの体が残ってしまった炭って、思想的にどんな意味があるんでしょう? 物理的には? あの世とこの世をつなげる・・なんて話も聞いたこともあるけど・・。 ん〜わからない・・。
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