おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦二月二十八日
前に炭焼きの師匠に蕎麦打ちも教えていただきまして、けっこうはまって打っていたんですけど、そういや最近は打ってないです。年越し蕎麦以来かな。
ま〜打ち始めのときは、よく友だちの家に蕎麦打ちセットごと持っていって、「押し売り蕎麦」をしてました。 友だちと話をしていたら、また性懲りもなく打ちたくなってきました。 私は昔、人にお酒を勧められるのがすごく嫌いだったんですけど、これも「俺の酒が飲めないのか〜」というのと変わらないかな・・。
でも、自分で作ったものを食べてもらえるのって、ほんとうれしいですよね。 ですから地方の「俺の酒が飲めないのか」文化も今は少しは気持ちがわかります。
一応、師匠直伝の作り方はつなぎなしの十割そばで、力を入れずに蕎麦粉たちの好きなもの同士が自然にくっつき合うように、逢わせてあげる感じでつなげます。 うどん粉が入らないと、特に蕎麦粉の香りと味と水がはっきりとわかってきてしまうので、水もあちこちの湧き水を汲んできて楽しんでます。水で繋がり方がまったく違ってきます。
水はすべての基本だな、と改めて思います。
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