おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2001年03月04日(日) |
草食じゃなかったの? |
旧暦二月十日
今日は菜食仲間とおしゃべりしました。 その話の中で・・。 今、世界中で狂牛病などの家畜の伝染病が急激に広まって大変だそうです。 狂牛病とは牛から牛へ感染する伝染病だそうで、その肉を人間が食べても感染はしないのですが、出荷されずすべて殺されているそうです。(昔は出荷してたそうです) また豚・馬・鳥なども加わり、すごい数だそうです。
「牛から牛へどんな風に感染するの?」 「それが牛の骨などを飼料として牛に食べさせてたからなんですって。」 「え?牛って草食だよね?それって共食い・・」
と、元々草しか食べないのに、生産性を上げるためにそんな無理なものを食べさせているようです。 その他に抗生物質などの薬漬けや、大量飼育のための超過密な飼育場所など、原因は幅広くあるようです。 また、遺伝子組替え作物は今や家畜は必ず食べているそうで、そのお肉って影響ないわけないですよね・・。
ある人は「これは畜産動物の人間への無言のメッセージだ」と言ってるそうな。 話を聞くと、今あまりにも大量の食用の動物を飼育しすぎていて、世界的な食糧難の一因になっていたり(1kgの牛肉をつくるのに、16kgの穀物と大豆を使っているようです)、牧場を作るため膨大な原生林を切り、森林破壊にもつながっているそうです。 おいしいから、みんなが食べてるから、ではちょっと済まされない状況に来ているのかな、と思いました。 動物たちに申し訳ないという他に、そもそもほんとに食べてて大丈夫?とも思いました。 植物だから安全とも言えないですけど・・。
なんとも押しつけがましくなってしまってすみません・・。
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