にっきちゃん。

2005年03月15日(火) 私を殴る私


こんな日記を本能のまま書いてしまう私を
いつか、笑える日が来ることを信じて、
勇気を出して 今日の日記。




「正しい」ってなんだろう。

「生きてく」ってどれが正解?


 もっと緩くてやわらかい心が欲しい。


泣いたっていいじゃん、
「助けてあげる」といってくれる家族に
甘えたっていいじゃん、
そう心から自分に言えて そうしながらも立ち上がれる強い心が欲しい。



誰もいない何もない廃墟の暗いビルの裏で
うずくまって頭をかかえてる私を
大勢の私が囲んで見下ろして
殴って、けって、縛って、袋叩きにしている。

「当然でしょう」
「おまえのために必要な罰だぜ」
「おまえが大切だからやってるんだ」

殴りながらみんな泣いてる。

たくさんの私に囲まれた私は殴られながら泣かずに睨み返してる。

「おまえ、そうやって睨んでうずくまることしかできないのかよ」
「泣けよ!」

言われても睨んでいる。

「今はこれしか出来ないんだ!
 泣くことすらもできないんだ。
 これがあたしだ、悪いか!!!!」




・・・・悪いよ。とっても。
あなたは いつまでそうして渦の中で困ったままいるんだろう。
いつまで自分に殴られたまま、泣き出すことも出来ずに
たたずんでいるんだろう。

はやく、全ての私と仲良くなって、殴らないで、けらないで、
笑いあって、
私を許して、抱きしめて、それもあなたなんだよと
心から優しい目をして・・・。



正しい、って何だろう。
生きてく、ってどういうことだろう。





きっとくる。
きっと行く。

「昔いたあの旅館、ほんとにだいすきだったなぁ・・」

って心から笑いながら正直に誰かに話せる日。







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綾 [MAIL]

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