にっきちゃん。

2004年09月20日(月) メディアで骨髄バンク

世の中の流れに結果的に見事にハマリ、
あたしも骨髄バンクのパンフレットを取り寄せてみた。

流れにはまり・・・というのはまあ結果的にですけれども。

今骨髄バンク登録者(提供者のほう)数がグン、と増えているらしいですね。
というのも、映画にもなった、横山秀夫氏の『半落ち』の影響らしく。

私もこの世の現象を知らず、半落ちを読んだ後ネットで骨髄バンクについて
調べ、パンフレットをを請求した身です、とてもわかります、ええ。

おかげで何人の人の命が救われるのでしょう。
心底嬉しくなります、うん。
と同時にデッカイ世の中、を思いました。
自分と合う型の骨髄を命をかけて待ちわびている本人、またそのまわりの人。
のどから手が出るほど必要な、命に関わる大切なもの。


今までもさんざんありとあらゆる方法でバンク登録を呼びかけていたでしょうが
映画や本で骨髄バンクに関わる感動モノの作品が出ると
意図がなくとも自然にぐい、ぐぐぐい、と登録者がウソみたいに増えるのです。


メディアって本当にものすごい影響力ですね。
厚生労働省やバンク関係者が年間何千マンとかけてパンフやチラシ作って
宣伝するより一本の映画、1冊の本。(ヒットが必要条件ですが)

きっと世の中には、もっとうまく宣伝すれば、
メディアなどの電波に乗せて上手に宣伝すれば
ぐぐん、と増える命に関わる大切な募集事項は山ほどあるのでしょうね。

同じ効果で宣伝してもそれに対する反応はその人の感性や、置かれている
状況にもよるでしょうけれども。
私だって今回骨髄バンクについて深く考えたりパンフとりよせたり、
登録し様か真剣に考えたのは、「状況」が今までと違ったから、ということが
大きく関係していると思います。
いや、今股関節不自由で思うように動けなくて、日々健康のありがたさを
思っているから、ね、うん。


そう、自分が健康であったりいろいろがうまくまわっているとき
それ以外の他人の苦しみって、実際目の前で感じたり見たりしなければ
いくら情報がはいってきても感じにくいと思われます。ので、ね。





・・・余談ですがわたくし、バンクの登録はひかえました・・・。
というのも、提供者の「その後おからだの調子に何か変化は?」というアンケート
結果に、「腰痛が起こるようになった」というのがいくつかあったので。

でもね、自分と合う骨髄を持つ人間の割合は、親兄弟で4人に一人、
それ以外の人だと10万人にひとりだそうです。


多く登録者が増えて多くの人にもっと生きてもらうことができたらいい、と
思います。いや、本当に。

骨髄バンク詳細



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綾 [MAIL]

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