2001年06月05日(火) |
コンパニオン、「あきなさん」 |
今日は、仕事のことはいっさい書きたくありません。 いろいろ思うことがありまして。
とういうことで、何を書こうかな。
そうそう、明日から友達、というか仲間4人と旅行に行って来ます。 今回は、15000円です。 うーーん、いいね。でも、お料理とかどうなんだろう? 15000じゃどうなんだろう。というキモチもあったりなかったり。
でも、本当にダイダイダイスキな人達と行くので 楽しみで楽しみで仕方がありません。あーーー、 明日の今ごろは・・・うっ、脳みそからヨダレたれてきたっ はうっ
楽しみです!!!
えへっえへっえへっ。
うちらうるせーーーーーーーだろうなぁ
ああん。 勉強してこようと思います。うん。 きっと勉強になるでしょう。うん。
今山崎マサヨシきいてます。 なんか、せつないです。 かげろうという曲。(だったかな) なんだ、この胸につまる思いは。 メロディだけで涙でそう。 ホント。
そうそう、今日、うちらの団体さん、メンズコンパを呼んだんですよ。 (仕事の話しジャンか) ウチの旅館、始まって以来の、オトコのコンパ。 そのうちのひとりがさーー
ゆずの、ゆーじんにめちゃめちゃ似ていてホント。 カオも、背格好も、髪形も。 「ゆず、っていわれません?」 っていったら、よくいわれる、かみがたとかーと言ってました。 やっぱり。 でも、彼ら、今日がはじめてお客様の前に出た日だったそうで。 全然動いてませんでした。がんばってたけど。 ダメだよ、お客様からお金頂いて、商品になっているのは 『自分自身』なんだぜーモノ、製品じゃないんだぜーと思いました。
コンパさんや、ホストはうちらに比べてその辺がもっと責任あるし、重大だし、 もっと重みをおいて考えなきゃだめだよと思いました。
コンパやホストは、本当に大変な職業だと私は思います。 自分自身を商品にする、私だったらできるかな・・・ てきとーに笑って喋って、おさけついで、それで時間が過ぎてはいおわり、 それだけならできるけど、そんなんじゃないよね。 自分を買っていただくってことは。 深い仕事だと思います。 今以上に、もっともっと努力し、苦労し、悩み、考えなければ 始めてはいけないなぁと思いました。 私だったら。
ウチによくくる常連さんのコンパさんで、一人、とても尊敬している人がいます。 「あきなさん」という人なんだけど、 ソノヒトは他のコンパさんと比べて、ずばぬけてすごいです。 なにがすごい、って上品な人もいる中、あきなさんはすごい下品で、 うるっさくて、やかましくて、すごいんだけど、 彼女は本当にプロです。 自分を捨てても、お客様にコノ時間楽しんでもらおうという精神がものすごいんです。 お笑い芸人もびっくりなほど、自分を捨ててみんなを盛り上げ、大声出して。
「おい、あれ女かよーー」っておっちゃんたちに、ふざけていつも言われているけど、 お客様は確実にあきなさんのペースに引き込まれてる、楽しんでる。
『私、ばかでーーーす、』ってかつらを股間にもってって踊ったり、 カメラに向かって一人でものすごい踊りをしてお客様を笑わせたり・・・
あきなさんは、いつ泣くんだろう、あきなさんは苦しい時はどうするんだろう、と いつも思います。 そんなときないんじゃない?って誰もが思っていると思います。 きっと、強い人です。 ひとりでなくことだって、絶対あるでしょう。
自分の宴会についたコンパさんの中にあきなさんを見つけると、 安心します。 「ああ、今日の宴会はダイジョウブだ。お客様に楽しんでもらえる」 と。 そういう気持ちを私達仲居に抱かせることだけでも、 本当にプロです。
お客様が宴会場に入る前、廊下で待機しているあきなさんは、普通の人です。 「おはようございます。今日もよろしくおねがいします」って 深深と私達に頭を下げるあきなさんは、本当にふつうのおねえさんです。
お客さまの前に出ると、突然『コンパニオンあきな』になる。
そりゃもう、ほんとうにものすごいです。 あきれて仕事の手を止めて見入ってしまうほど。 遠くの宴会場にいてもあきなさんがいるとすぐにわかります。 ものすごい盛りあがり方。 他のコンパさんも、見入ってしまうほどすごいです。 「あきなのテンション、真似できないよー」と 笑っていうコンパさんの仲間は笑いながらいっています。
そして宴会が終わり、お客様を見送って 「ありがとうございました。おつかれさまでした。」 と私達に頭を下げるあきなさんはやっぱり普通の人です。
彼女はスゴイです。
プロって、彼女のことを言うんだと思う。 あきなさんは、コンパニオンさんの誇りだと思います。
なんだか、今日はコンパさんのお話しちゃいました。 やっぱり、仕事の話しになっちゃった。 あはは。
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