にっきちゃん。

2001年05月20日(日) キタネーーーヨッッ

今日の日記は、長いです。
書きたいことが二つあり。
そのうち一つは、「今日の日記」にそぐわしい、今日の出来事。
もひとつは、昨日の出来事です。
昨日のヤツもうできちゃってるので、今日書かせてチョウダイな。
まず、昨日のことから。

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5月19日 (土曜日)仕事なり



今日、ワタシは45人の団体さんに、Sさん、Yちん、と一緒についておりました。
擁するに45人の団体さんを3人でお世話したわけです。
団体さんなので、もちろん宴会場。
今日、うちの旅館にはお客サマが全部で161名サマはいっておりました。

おいおい、そんなに予約を承るな、会社よ。
仲居さんは今日10人しかいないんだぜー。オイオイ。
161人をどうまわせっていうんだよ、こんちくしょー


ハイ、話題がそれました。




で。
宴会場で仕事をする場合、場所がたくさんあるわけです。
『華湊』という宴会場が1〜5まで区切ってある。
だから、15人くらいの団体サマなら、1,2,3,4,5とそれぞれくぎって使えるわけ。

今日みたいに45人とかだと、あいだのスパンをとっぱらって1〜3で、一つの
宴会場にするわけです。


それのおとなりには、料亭があります。
「いそゆり」
「はまゆう」
「つわぶき」
「はまぼう」
と、それぞれ4部屋。

これは、個室で、掘りごたつ式の料亭のお部屋なので、
スパンをとって・・・とかはもちろんできないわけです。



まぁこんなかんじで『宴会場』とはいってもたくさんあるわけで、
それぞれのお部屋にはそれぞれのお客サマがおり、それぞれの仲居さんが
担当になってついているわけです。


ワタシタチの仕事は、宴会場の場合、(レストランもあるので)
自分の担当のお客さまが帰って、そのお部屋を掃除して、おわったら
帰っていいことになっています。
他の人がまだやっていてもね。



だけどね、かえっていいとはいえ、他のみんなと共同で使ったもの、場所、
たくさんあるわけです。
それは例えばガス台やふきん、廊下、(履いたり拭いたり)コップ、グラス、
いろいろと。


そういうのが自分が終わった時点でまだ整頓されていなかったら
やっていくのが人間ってもんです。


それに、帰っていいとはいえ、みんな、先に終わった人はまだやっている人を、
いつも手伝ってくれるんです。
いつのまにかそういうのがあたりまえ、みたいになっているんです。



今日、ワタシタチはどこよりも一番に終わりました。
でも、まだ洗い物や片付けられるもの、たくさんのこっていました。
すると、一緒にやっていた、Sさんは、
『綾ちん、かえろう。もう終わったからイイよ』
といいました。
Yちんも、『そうだよ、はやくかえろ』
といいました。


ワタシは、えっ・・・まだ、みんなの手伝いたいよ、と思いました。
そりゃ、早く帰れることはめちゃめちゃ嬉しいけれど、
先に終わったからってみんなをなーんにも手伝わずに帰ってしまう私になりたくない、
と思いました。


そう、SさんとYちんにいいました。

そうしたら、
「いつまでも同情でてつだったってしょうがない」
「綾ちんが手伝っていくならワタシタチだってやらなきゃいけなくなっちゃうじゃん」


と言われました。

そして無理やりひっぱっていかれました。


あ、ああ、あああああってかんじで。

ヤダヤダヤダーーーって思いました。

手伝っていきます!!!!
とはっきりいえばよかったのかもしれない。
でも、『綾ちんがやるならワタシタチだってやるはめになるじゃん』って
いわれてそれでもやっていく、といったらそういった彼女タチにも
やな思いさせちゃうのかなぁと思うと何もいえず


ヤダヤダーーと思いながら悲しくなりながらずるずるひっぱっていかれ。




なんかね、悲しかった。
いつもワタシが遅くなった時、先に終わったみんなは手伝ってくれるんだ。
早く帰りたいだろうに。
それで、いつもありがとうございます、みんな、ありがとう、ううう

って思っているんだ。
だから、自分が早く終わったときは、帰るの遅くなってもみんなを手伝っていきたかった。ワタシは。



先にとっとと帰ろう、といったSさんやYちんをわるいとは思わないよ。
それで、いいんだから。
でも、私の中ではそういう気持ちになれなくってさ・・・。

なんだかスゴイ悲しかった。
『情で手伝ってもしょうがない』
『綾がやるならウチラだけ帰るわけにいかないじゃん』


情なんかじゃないよ、ワタシはいつも手伝ってもらって
何度も助けてもらってるから、今度は手伝いたい、と思っただけ。


ウチラだけ帰るわけにいかなくなっちゃうじゃん、って
綾は手伝っているのに自分たちだけ帰ったらみんなに悪く言われるじゃん、
ってことでしょ。
そんなコトバ平気で真顔で言うYちんのこと、かなり冷めた感情で見てしまった。

すっごいヒキョウモノ!と思いました。
手伝わないで帰る自分を悪く見られたくないからアンタにてつだってもらっちゃ困る、って
ことでしょ?

サイアク。なんなんだよ。




デモ、私はどうしていいか分からないまま引っ張られて事務所に上がってきた。
かなり、無理やりでした。
そして3人の間でちょっとやな空気が漂っていたと思う。
sさんとYちん  VS  綾    ね。





2人は、帰りました。

ワタシは、なんだか、残ってやっているみんなに悪いなぁと言う気持ちでいっぱい。

いつもしてもらってるのにこんなときみんなをほっぽって先に事務所に上がってしまった自分に後悔。でもいまさら戻れない。


事務所で涙がじわじわ浮かんできました。



リーダーに相談したい、と思いました。


SさんとYちん、悪いことはしてないと思う。
だって、自分が終わったら帰る、っていうのはルール違反じゃないから。


だけど、このもやもや。




リーダーを待ちました。45分間。


『リーダー、聞いてほしいことがあるんですけど・・・』


リーダーは控え室に私を連れていき、聞いてくれました。



いろいろ話し、答えは、


『今日のSさんとYちんと綾は、あれでよかったんだよ』


ということでした。
全部書くと長いので、答えだけ書いたけど。


うん、そうか。

リーダーに話してすっきりしました。





リーダーが「あれでいいんだよ」という理由もちゃんと話してくれたので
納得しました。すっきりしました。


でもね、やっぱりもやもやするのは

SさんとYちんのコトバ。


とくにYちんのコトバ。


「綾ちんがやってくならウチラも帰れなくなっちゃうジャン」
つまり
「手伝わないうちらが感じ悪くなるからアンタもやってかないで」



なんか、「おまえもやれよ」って脅して万引きさせるみたいな感じです。
私の中では。



あのコトバ、今思い出してもぞくぞくしちゃいます。

めちゃめちゃ汚れたココロもってんな、と思ってしまいました。
ああ、本当にヤダ。

はっきしいってそんな考えをする人の近くにいたくないと思ってしまいました。

ダメ、かなぁ。そんなこと思うようじゃね。ワタシ。




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ハイ、これが昨日の出来事なり。

今日のこと、書こうと思ったんだけど
なんか、トイレ行きたくなったから今日早めておくぞっ、やっぱ。
オイオイいいのか、それで。




今日はね、アマチュアバンドのライブをみてきたわけです、一人で。
そうしましたらですね、いい出会いがありまして。
じーんとしちゃうこともありまして。
そしてこれからのちょっと明るいことも見えまして。
まぁ、そんなイロイロを書きたかったのですが、
また、今度書くね。うん。



トイレトイレ。


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