2001年02月18日(日) |
女将さんと甘いお菓子 |
おばんでやんす。 今宵もふけてゆく。ねぇ。
今日はね、仕事が終わった後女将さんとずっといろんなお話してきました。 女将さん、ダイスキ。
女将さんがくれたあまーーーいお菓子、一緒に食べてたら なんか知らないけど涙が出てきた。
おいしくて。 すっっごく、あまくて。 ぽろぽろぽろぽろ。
お菓子のおいしさだけじゃなかったと思うな。 思うな、っていうか絶対にそうなの。
でもね、この気持ちうまく、あらわせない。 ああ、逃げちゃった。 『ウマク表せない』って。 んんーーーー、時間があれば表したいなぁ。 今はこの気持ち表すこと、ちょっと自分に「お預け」かけます。
寝ないとヤバイからね。
今日のお客さん、ステキな人達だったな。 また、笑顔に、その表情に、そのたたずまいに魅入ってしまった。
そして、ぐわぐわぐわと心が動きました。
ああ、この仕事、なんて意味のある仕事なんだろう・・・と。
「ココロ」がもっていかれる。
ワタシがお客様といっしょにいて、お話したり、遠くから見ていたり、 いろいろな場面で心を持っていかれるとき、
とても静かに幸せな気持ちになる。
そして、しらないうちにきっと、笑顔になってる。 静かな。
どうして、こんなにココロがぎゅんぎゅんなるんだろう。
だって、人間らしいんだ。 とっても。 『生きている』ってこと、かみしめるんだ。
ああ。 何をいいたいのか、どんな気持ちなのか全く伝わっていないよね。 うん。
今日みたいな『人』とであったとき、
この世界に『人間より大切なものなんてない』
って、いつも思います。
ワタシがこんなに仕事を、この拘束時間を、カラダのつらさを、 ストレスを、叫びたいほど限界まで我慢しているのに
まだやめないでいるのは、
ココにいる仲間が、『人間』だから・・・ ぜったいにそう。
こんなにきついのに、まだ、ココにいる・・・
だって、ナミダクンをうたってくれたみんな。 つらくたってがんばるみんな。 みんな。
ダイスキでダイスキでたまらないんだ。
ワタシ、この仕事、やめられるのかなぁ・・・・
女将さんとたべた、あまーーーーーーーいお菓子。 とても、生きている、と感じた。
とっても深い味だった。
―――お菓子がおいしくて泣いてる。――― 仕事の疲れと、毎日のいろいろな思いと、いろいろいろいろ・・・ そしてそこには、誰よりもぽかぽかとあったかくて 最近白髪の増えたダイスキな女将さんがいた。
だから、涙がぽろぽろでたんだ。
「そうやって感情を表現できる綾、ホントにステキだよ」 といって、飲んでいた緑茶を、綾にくれました。
女将さん、あのおかし、本当に深い味がしました。
あんなにステキな食べ物は初めてでした・・・・。
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