息子、喘息で学校を休む。 >急に寒くなったからだろう。
娘は運動会の応援団になったとかで、先週から朝練に行っている。
今年の5月まで金管バンドで朝練に出ていて、 「受験に専念するため」 という理由で辞めた。 でも、やっぱり楽器を吹きたい! という希望で、 朝練にだけは時々顔出していたが、行かなくなっていた。
顧問の先生から理由を聞かれ、 「12時まで起きてるから起きられなくて。」 なんて言ってたクセに、
応援団の朝練は期間限定だとはいえ、出てるわけだから、 先生は驚いたらしい。。 応援団の顧問?もやっているようなのだ。
まあいい。 毎日なかなか起きないのを何度も優しく声をかけ、 10回くらい声をかけたくらいの25分後くらいにやっと起き出し、 ボーっとしたままパンを食べ、ボーっとしたまま歯を磨き、 トイレに行き、着替えさせ、靴を履かせ、カバンを背負わせ、 「気をつけていってらっしゃい。」 と笑顔で送り出す。
送り出して、やっと溜息、自分に戻る。
「起きる時間ですよ。」 「疲れたね〜。でも自分でやるって決めたんだから頑張って行こうね。」 「大変だね。毎日頑張って行ってるね。」 「Mちゃんも頑張ってるんだね。Mちゃんち遠いからきっともう10分前にはおうち出てるね。」 「はい、もう起きないと間に合わなくなりますよ。」 「はい、今起きれば、ギリギリだけど何とかなるよ、頑張れ。」
とにかく、あらゆる言葉を何分置きに、 もしくはベッドで娘の髪の毛をなでながら、 もしくは背中をさすりながら、 もしくは頬をさすりながら、 優しく優しく語りかけるのである。
もし、私が声を荒げようものなら、 「わかってる!」 「もういかない!」 「もうやめる!」 「ほっといてうるさい!」 「眠いの!」
と、「何で親に向かってそんな口の聞き方するの!」 と、しなくていい喧嘩をすることになってしまうのだ。
もし、私が優しく言えば、 なんとか行かせるまで優しく演じていれば、
なんて言葉を、娘が口にしたりするのだ。 溜息をつきながら、一仕事終えた気がするのである。
心の中で、 5年生にもなってなんで一人で起きられない! 目覚ましかけて自分で起きろ! 自分で服出して自分で着替えろ! とまあ、いろいろ思ってしまうのである。
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