2002年08月02日(金) |
はめられ,親を許せない子供達 |
娘、塾。 息子、はまっ子、途中で地区プール参加。
塾から帰宅後すぐ寝たいと言っていた。 帰ってきて寝るから横に居て!と言われた。
私だけ寝て、娘は漫画を読んでいた。 激怒、激怒、激怒。
寝る親も親だろっ。 >そんなのわかってる。
だけど。。 こういうやり方好きじゃない。
わけのわからない小さな子どもじゃあるまいし、 小学5年生のすることか?
明日テストなのに、漫画読んでるってどういうこと??? もう頭に入ってるのね。 できるのね。 >んなわけないんだけどそう言ってしまう。
▼本日のお勉強▼
算数 | 夏期 第8回 1/2 | 国語 | 漢字 ちょっと | ◎延べ勉強時間 1時間 |
ある日記を読んで、涙した。
私の子供時代からすれば、ずっと平凡だったろう子供時代、 いや、どちらが平凡なのか、何がふつーなのか、 私が決めることではないが、 酒乱,暴力,離婚,虐待,とくれば、 一般的にふつーじゃないだろ。
最近感じるのは、 行き着くとこまで行って、たくさんの修羅場にあって、 その時その時出会う人間に救われた自分は、 幸せと呼べるのかもしれないと。
両親に愛されて、過保護すぎるほどに育てられ、 それが苦痛と感じ傷を持つ人もいる。
私からすれば、 いいじゃないの。 愛されてるんだから。 いいじゃないの。 見ていてくれるんだから。 いいじゃないの。 大切にされてるんだから。 そんな風にしか思えなかった。
今ももちろんそんなふーにしか思えない自分がいないわけじゃないけど、 彼等も戦っているということ。
30過ぎて未だに「親を許せない」でいる。
親の話になると、口をつぐんでしまう。 話したくない、関係ない。
その人たちが共通して持つ「激しさ」 激しいゆえに傷つく感情の豊かさ。
私の言う「放任」は、彼等の「自由」であり、 彼等の言う「束縛」は、私の「愛情」なのだ。
それぞれは互いに背中合わせにあり、 微妙なバランスが子どもの生き方を困難にさせる。
彼等特有の、「激しさ」ゆえの葛藤を、 言葉で聞かされ or 読むことにより、 私の中の何かが微妙に揺れ動く。
感情なのか、心なのか、意識なのか、もっと奥深い魂なのか。
淡々とした冷めた私の心、 封印してしまった感情が、 あふれ出してきそうで恐い。
だから人間は生きていけるのか?
仲良しの家族、いつも一緒でうるさいくらいに干渉してくる家族。 私にはそれがうらやましかった。 一緒に食事できる家族がいる、その中に混ぜてもらえるだけで嬉しかった。
ずっとずっとそう思って、ずっとずっと羨んでいた。
大人になって、小学校時代からずっと仲良しだった友だちに手紙を書いた。 今までずっと自分が背負っていたもの全て吐き出して書いた。
そしたら彼女は、 「私が羨ましかった」と書いてきた。
中学から一人で住まわせてもらって、一人の時間があって、 誰からも干渉されず、自由に生きている。
男と同棲するのに邪魔だから私の部屋を借りた母、 中学生の私をたった一人で生活させた母、 私は愛されていなくてさびしかったのに、 友だちはそんな私を羨ましいと言った。
そうか、友だちが手作りのクレープを持ってきてくれたり、 時々顔を見に遊びにきてくれたり、 大人数で泊まりにきてくれたのは、 私をかわいそうがってじゃなくて、 羨ましいと思っていたから?
|