思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年08月02日(金) はめられ,親を許せない子供達

娘、塾。
息子、はまっ子、途中で地区プール参加。

塾から帰宅後すぐ寝たいと言っていた。
帰ってきて寝るから横に居て!と言われた。

私だけ寝て、娘は漫画を読んでいた。
激怒、激怒、激怒。

寝る親も親だろっ。
>そんなのわかってる。

だけど。。
こういうやり方好きじゃない。

わけのわからない小さな子どもじゃあるまいし、
小学5年生のすることか?

明日テストなのに、漫画読んでるってどういうこと???
もう頭に入ってるのね。
できるのね。
>んなわけないんだけどそう言ってしまう。

▼本日のお勉強▼
算数 夏期 第8回 1/2
国語 漢字 ちょっと
  ◎延べ勉強時間 1時間




ある日記を読んで、涙した。

私の子供時代からすれば、ずっと平凡だったろう子供時代、
いや、どちらが平凡なのか、何がふつーなのか、
私が決めることではないが、
酒乱,暴力,離婚,虐待,とくれば、
一般的にふつーじゃないだろ。

最近感じるのは、
行き着くとこまで行って、たくさんの修羅場にあって、
その時その時出会う人間に救われた自分は、
幸せと呼べるのかもしれないと。

両親に愛されて、過保護すぎるほどに育てられ、
それが苦痛と感じ傷を持つ人もいる。

私からすれば、
いいじゃないの。
愛されてるんだから。
いいじゃないの。
見ていてくれるんだから。
いいじゃないの。
大切にされてるんだから。
そんな風にしか思えなかった。

今ももちろんそんなふーにしか思えない自分がいないわけじゃないけど、
彼等も戦っているということ。

30過ぎて未だに「親を許せない」でいる。

親の話になると、口をつぐんでしまう。
話したくない、関係ない。

その人たちが共通して持つ「激しさ」
激しいゆえに傷つく感情の豊かさ。

私の言う「放任」は、彼等の「自由」であり、
彼等の言う「束縛」は、私の「愛情」なのだ。

それぞれは互いに背中合わせにあり、
微妙なバランスが子どもの生き方を困難にさせる。

彼等特有の、「激しさ」ゆえの葛藤を、
言葉で聞かされ or 読むことにより、
私の中の何かが微妙に揺れ動く。

感情なのか、心なのか、意識なのか、もっと奥深い魂なのか。

淡々とした冷めた私の心、
封印してしまった感情が、
あふれ出してきそうで恐い。

だから人間は生きていけるのか?

仲良しの家族、いつも一緒でうるさいくらいに干渉してくる家族。
私にはそれがうらやましかった。
一緒に食事できる家族がいる、その中に混ぜてもらえるだけで嬉しかった。

ずっとずっとそう思って、ずっとずっと羨んでいた。

大人になって、小学校時代からずっと仲良しだった友だちに手紙を書いた。
今までずっと自分が背負っていたもの全て吐き出して書いた。

そしたら彼女は、
「私が羨ましかった」と書いてきた。

中学から一人で住まわせてもらって、一人の時間があって、
誰からも干渉されず、自由に生きている。

男と同棲するのに邪魔だから私の部屋を借りた母、
中学生の私をたった一人で生活させた母、
私は愛されていなくてさびしかったのに、
友だちはそんな私を羨ましいと言った。

そうか、友だちが手作りのクレープを持ってきてくれたり、
時々顔を見に遊びにきてくれたり、
大人数で泊まりにきてくれたのは、
私をかわいそうがってじゃなくて、
羨ましいと思っていたから?


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