思い、願い。。
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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2002年06月18日(火) 大変だった塾選び

とくかく娘の塾選びは大変だった。
いくつかの塾を体験し、仲好しの友だちとも一緒に行ったりしたが、
先々でいろいろやらかしてくれた。

引っ込み思案なクセに、自分のことを気にかけてくれないとすまない。
大人しいクセに、自分の気持ちは強くある。
「大人しくていい子ね。手がかからないですね。」
とはよく言われたが、私にとっては本当にやっかいな子だった。

ある塾では、体験させようとしても、
スリッパを投げつけたり、
教室では筆箱を投げつけたり、
途中で抜け出してきてしまったり、
本当に体験させるだけで大変だった。

唯一、今の塾だけが娘に合っていたと言える気がする。
先生は娘の顔を見ると明るく笑顔で名前を呼び、
頭をなでてくれたり、とにかくスキンシップをとってくれる。
毎回これじゃあ、ちょっと。。と、引いてしまう子もいるだろうが、
自分から進んで人に溶け込めない娘にとって、
親しく話してくれる人がいることは、
とても嬉しいことなのだ。
自分は存在している、ここにいていいんだ、と、
思えるようだった。

だから、何かにつまずく度に、自分で塾に電話させて話させた。
先生は娘の話を静かに聞き、うなずいてくれた上で、
アドバイスしてくれていた。
娘も自分は理解されている、と思え、先生を信頼している。

受付は、ノートを買う子たちで行列になる。
後の方にいて、いつまでも買えない。
積極的な子はどんどん前に行き、
遅く来たのにうちの子を追い越して買っていく。
質問したいこと話したいことがあっても、
積極的な子たちに囲まれている先生になかなかたどりつけない。
そんな時、ふっと一人でいる先生のところに行き、
自分の言いたいことを伝える。
そうすると、その先生が娘の背の高さになって、
ゆっくり話を聞いてくれ、願いを叶えてくれるのだ。
そうしてくれる先生が娘は大好きである。

そうしながら、何人かの先生に信頼を寄せ、
あの先生だったら相談できる、と思えるようになる。

友だちもなかなか作れなかったが、
クラス会というのがあり、先生が間に入って、
紹介させあったりして、それで友だちができたと喜んでいた。

塾に行って、積極的になったし、
もともと負けず嫌いであったのが、
いい方向に向かっていくようになったと思う。

テストの成績で席順は変わるし、クラスも変わるが、
やらなければそれだけの席になるわけで、
親がうるさく言わなくても、気付くわけで、
下がった時は勉強するようになったりしたし。
クラスが上がった友だちが
「すごく頑張ったんだよ。めちゃくちゃ勉強した。」
って言ってるのを聞いて、
みんな頑張っているんだ、っていうのもわかるようになった。

みんなが頑張っているのを知って、
自分も頑張らなきゃ、って思うようにもなった。

まだまだ5年生で、本も読めばいいし、テレビだって観ればいい。
今はまだ生活を楽しみながらでいいと思う。
回りは、勉強勉強で、うちの子の勉強時間ときたら1日30分すれば
いい方で、全くやらない時もあるくらいだから、
恥ずかしいくらいだけれど、
今のままで頑張っていけば、希望のところには入れるんじゃないかな〜、
と。。
現在の希望は偏差値50位のところなんで。。
高望みはしませんって。

今日は、学校から直接実家へ。
9時半に帰ってきて
「日本(サッカー)負けちゃったね。友だちんちで観てたんだよ。」
が第一声でした。
実家で漢字はやったよう。
風呂に入り、
録画ビデオ「らんま1/2」「うる星やつら」を観て就寝。


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