選挙を行う際に夜放送される開票速報。
このところ、「当選確実」のスピードを争っているだけのような気がしてならない。

投票締め切りが午後8時で、当選確実が午後8時20分とか。
まだ何も調べてないだろうが。出口調査しただけだろうが。
その調査の信憑性は確かなのかもしれないが、このスピード性は

「投票意欲を下げる」以外に意味は無いだろう。

そりゃ立候補者を応援する側の人間にとっては当落の結果は
いち早く知りたいと思う。それは理解出来る。

しかし投票終了直後に「当確」って。
開票率0〜1％で確実はないだろう。
まるで、投票前から結果は出てましたとでも言いたげな。
何か？期日前投票のデータでも入手したのか？
いくら調査の結果が圧倒的でも、言って良いことと悪いことがあるだろう。

新聞も翌日に開票結果を載せたいが為に我れ先にと情報を知りたがる。
むしろ結果なぞ2日後でも構わんのだ。

「なんだ、俺が他の人に投票する意味ないじゃないか」と思われても仕方ない。

投票率低下が叫ばれる今、マスメディアの報道の仕方は完全に逆行。
国民投票法案を成立させて、国民の投票意欲をどんどん低下させるもくろみか。

みんな、頼むから投票する権利を放棄することだけはやめてくれ。
このまま政府の思うままにさせてたまるか。