■日々コレ精進ナリ■
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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
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2005年05月22日(日) |
万博に行ってもどうなんだ |
先日、仕事でお客さんと一緒に愛知万博会場に添乗へ行ってきた。
もうとりあえず結論だけ言う。
「バ ス ツ ア ー な ん か で 万 博 行 く な」
と。
65歳以上の人たちを会場まで案内したんだけど 駐車場から会場入り口まで、遠いなんてもんじゃない、 歩く距離ではない。
動く歩道に乗っていくのだが、どう考えても入場口に行くまで15分はかかってしまう。 (しかもお客さんは「歩く歩道」とか、わけわかんない事言うし) しかも入場口手前で持ち物検査、金属探知機通過というものがあり、 時間的にはすぐでも心理的にかなり待たされてしまう。
で、移動中俺がお客さんに 「この場所には○○があります」 「ペットボトルは持ち込み禁止です」 「移動手段はこれこれで200円」
とかいろんな説明をしないと、お客さんが現地で路頭に迷うこと間違いなし。
ところで、この万博の目的はなんだ? 「環境を大切にしよう」というメッセージか? その割にはペットボトルに入れた飲み物がそこらじゅうで売られているし。
それとも「今の日本を見て下さい」とでも? 今の日本は政治家がこんなのだから無計画な博覧会が出来るのです、と暴露してるようなもんだぞ。
とにかく今回万博に行って、各国のパビリオンを見てきたんだけど 歩いているうちに、こんな声が聞こえてきた。 売られている名物の彫り物や布などを見て「これ現地で買ったほうが安いよねえ」
そういえば現地で買えるのだ。今は。 お連れしたお客さんはみな65歳以上で、当然のように大阪万博を知っている。 1970年当時からの大きな差は 「高度技術が珍しくない」 「円高になり海外への憧れが低くなった」 ということらしい。
確かに小学生でも携帯電話を持ってる時代だ。 本来の小学生くらいなら糸電話の構造が不思議で仕方が無いだろうに。
それに今は少し多めに金を払えば誰でも海外に行ける時代だ。 事実、俺も貯金をはたいただけで海外生活が出来た。
果たしていい時代なんだろうか? 少なくとも今のヘンテコリンな日本そのものの縮図を見る、っていう意味では かなり面白いアトラクションと思う。この万博ってヤツは。 電車で行くにしても、かなりアクセスは大変なので覚悟していただきたい。 いわんやバスツアーなど、である。
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