仕事で今日は南紀白浜まで行ってきた。

白浜では、さまざまな動物が集まった施設(アミューズメントパーク)が
あるのだが（敢えて施設の名前は言いますまい）、
昨年秋にパンダの赤ちゃんが生まれて12月から一般公開されているのだ。

で。

10:00の開場と同時にパンダのいる場所へ飛び込んでいく客たち。
ころころふわふわと転げまわるパンダの赤ちゃん。
そして早速カメラを取り出してパシャパシャやる人たち。
むー…
俺はふわふわのパンダよりも
写真を撮りまくっている人間集団を写真に収めたかったな。

一般的なカメラからデジカメに携帯電話つきカメラ、もといカメラ付携帯まで。
いろんな種類があるんですな。

俺は基本的にカメラ嫌い。でも最近はその傾向が更に強くなっている。
なんでかなーとずっと思ってたんだけど最近その謎が解けたような。

先日読んだ『Meets Regional』のとある著名人のエッセイ(広告だが)で
「なるほど！」と思える文面があったのだ。

その人は「写真撮らせて下さい」と言われ承諾したところ
カメラ付携帯で写真を撮られたという。
しかし撮影している人は被写体そのものには全然目を合わせないのだ。
ひたすら目線を下に、ファインダーに向けたまま終了。
「ありがとうございましたー」と言われたところで釈然としなかった、と。

そう・・・。
目線を合わせずに事が終わってしまうのだ。
それじゃあコミュニケーションも成り立つわけないわな。

そういえば俺、最近人の目を見てちゃんと話をしてるかな？
うつむき加減になってるかもしれない。
気をつけないとな。


あ、はい。余談ですが
俺にはクリスマスとかバレンタインデーは存在してないことになってます。