French Wolf の日記
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2002年11月20日(水) 2 日目@ソウル


水曜日。

事前にホテルの予約はしないで出かけたのだが、今回の結婚式の新郎が手配しておいてくれて、ガイドブックにも出ている有名なホテルに宿泊できた。ダブルベッドが 1 つ。シングル ベッドが 2 つもついている部屋である。なんだか、独り者の俺にとっては逆にわびしさが増幅されるような気がしないこともないが・・・。

さて、テレビを付けてみると、海外の番組がかなり放送されている。日本の NHK BS も入っており、毎日欠かさずみていた『まんてん』もきちんと見ることができた。そんなことをしているうちに、腹も減ってきて、1 階にあったレストランに足を運ぶ。お粥専門店らしい。自分ではきのこ粥を注文したはずなのだが、おそらく実際に食べたのは、あわび粥だったような気がする・・・。まぁ、うまかったからよしとしよう。

ようやく腹ごしらえも済んだところで、観光に出かけた。まずはホテルのあるソウルの真ん中 (Plaza Hotel の近所といって通じる方はかなりのツ〜だろう) から地下道を通って、明洞 (Myeong-dong) へ。最初から韓国に行ったら新しいめがねとコンタクトを作るということに決めていたので、割引クーポンと地図を片手に地下街を歩き回った。地下のショッピング モールのスケールの大きさには驚いた。新宿でもこんなに店の数はないだろう。俺の少ない旅行経験から言うと、台湾の (地上にある) 商店街に似ている。軒を連ねる、という表現がまさにぴったりである。

店頭には怪しげなカタカナ、漢字表記、日本語のつもりなのだろうが現時では旧漢字 (中国語で言う繁体字) が使用されているため、奇妙に見える。店員さんは基本的にみなさん日本語をカタコトなら話せる。英語の方が通じない。通じたとしても、日本式の発音ではないため、聴き取るのが困難である。もっとも、アメリカにいたとき韓国の友人はたくさんいたのだが、彼らはみんなそれなりに発音にも注意していたから、そのときの経験はあまり役に立たなかった。

めがねは3つも新しいものを作ってしまった。プラス、怪しげ、やばげ、こわめに見えるサングラス、コンタクトをオーダー。今日中に仕上がるということで、夕方またとりに出かけることにした。

帰り道、敢えて日本語の看板が出ていない定食屋に入り、キムチ炒飯をオーダー。つたない韓国語でなんとか注文をとおして、店の人と英語、韓国語、中国語の入り交じった「ちゃんぽん (韓国語でもちゃんぽんは、ちゃんぽんでそのまま通じた!)」で会話を楽しんだ。

一度ホテルに戻り、昼寝。地下道は意外に距離がある。おそらく往復で 5 キロくらいは歩いただろう。




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