金曜日。

憤怒の日である。中国のクライアントがおかしい。といっても、腹を抱えて「おっかっしぃ〜」というのではない。妙ちきりんなのである。

支払期限はとうに過ぎている。念のため、期限の 2、3 日前に「もうすぐ期限ですが、準備はよろしいですか?」という丁寧なリマインダーまで送付しておいたのだ。まずその返事がむかつく。「クライアントに支払いを催促しているのだが、なかなか払ってくれない。大丈夫、来週までには払うから」というものである。クライアントからの支払いがあろうが、なかろうが、発注書で約束した日に支払いを行うのは当然のことではないか。こっちは、外注に出している分 (しかも今回は諸事情があって、こちらの利益はゼロという仕事である) は支払い済み。要するには、自分が赤字を全部被ることになるのである。

さらに今日来たメイルによると、クライアントが品質に満足していないとのこと。全額ではなく、その一部のみ支払うことに同意しているということ。である。52% という数字が出てきたのだが、これは誰がいったいどういう基準で設けた数字なのか本当に納得できない。この会社はもともとレートがただならぬ塩梅で低く、もともとそれほど積極的に受けたかった仕事ではない。が、仕事は引き受けた以上、きちんと納めたし、品質も納期も守った。なんでそれで俺がペナルティを受けなければならないのか、訳が分からない。

明日から旅行だというのに、なんでこんな嫌な気分にさせられなくてはならないのだろうか?

French Wolf ｜MAIL

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