French Wolf の日記
DiaryINDEX|past|will
2001年12月28日(金) |
スキャナをフューチャー [sic] して |
金曜日。
午前中、ちょっと電気屋に出かけた。スキャナの購入を考えているのである。限られた物理的スペースを有効活用するために、複合機の導入も検討した。カラーコピー、カラープリンタ、FAX、スキャナの機能があれば便利だなと思ったのである。ただ、プリンタはできればレーザがよい。これでインターネットを検索してみたが、思わしい結果は得られなかった。そこで、実際にお店で確認する作戦である。
まず複合機を見てみると、予想以上にでかい。それだけの機能を搭載しているのだから、当然といえば当然なのだが、店頭の展示品を見てこれだけでかいのだから、いざ自分の部屋に置くとなると、かなりの空間が占有されてしまう。
さて、矛先をスキャナ単体に変えた。なんと 1 万円台からあるではないか。解像度はあまり気にしていない。むしろスキャン方式である。カラー CCD タイプの方が個人的に好きである。スピードもそれほど変わらないだろう。一番気に入ったのは、NEC の小型スキャナ。A5 サイズの本体で、A6 までのものをスキャンできる。透明な箱のようなもので、スキャン対象の上に載せて (通常の逆) 走査させるタイプらしい。ただ対応 OS が限られており、パッケージに明記されていない。お店の人に聞いてもよかったが、大々的に宣伝していないところを見ると、あまり推奨されないだろう。
他のメーカーも似たり寄ったり。意外にもこの業界、他社製品との比較がかなり熾烈で、競争の厳しさがうかがえる。C 社の◎との比較などといっているが、型番は実際の番号そのもので、メーカーの頭文字だけでもどのスキャナと比較しているのかは一目瞭然である。笑えたのは、C 社との比較という E 社による広告が、C 社のスキャナに挟まっていたこと。だれかのいたずらか。それにしてもなかなかユーモアがある。
昨日も書いたが、年末のご挨拶メイルがうるさい! 今多いのは、オンライン ショッピングで購入履歴のあるお店からのご案内メイルである。ほしい情報は自分で検索する、というのが基本的なスタンスであるため、通常お知らせメイルの類は「配信を希望しない」ことにしている。が、これも年末・年始の営業についてのお知らせなどの場合、適用されないらしい。無料で手頃なのはわかるが、真心こもった、あぶり出しの年賀状 (もちろんお年玉抽選つきのものである) や芋版、版画、毛筆、、、そういったはがきの方がずっとよい。
もう一つ勘違い英語。最近「フィーチャー」という言葉がよく使われる。文脈からして、おそらく to feature だと思うのだが、これまた「フューチャー (future)」と言う人がいるではないか。テレビ番組で「◎◎をフューチャーして・・・」なんて聞くと、この人の未来がどうにかなってしまうのか、と思う。俺だけか?
|