木曜日。村上龍『エクスタシー』は…ひとことでは言い切れない。部分的に単なる官能小説かと思われる描写がある、しかもかなりえげつないものまで盛り込まれている。きっと村上の頭の中には俺の理解をはるかに凌駕する思想があり、それが文章化されているとは思うのだが、理解できない自分が悔しい。一応この作品には続編があるということで、『メランコリー』も購入済みである。