French Wolf の日記
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2000年10月19日(木) 漢方薬--半夏厚朴湯

今週に入ってから、ゲロゲロ大魔王だったことは周知の事実。

あまりに心配になったため、昨日の夜寝る前に「家庭の医学」を読み漁った。自分はきっと胃潰瘍・十二指腸潰瘍、ひょっとしたらすい臓ガンかもしれない、などと思って今日病院に行く決心を確固たるものにした。(あいかわらず大げさだねぇ〜。)

血液、胃カメラ、バリウムなどいざというときの検査のために、誰にも頼まれていないのに朝食抜きで病院に行った。この病院、インターネットで検索して地元にある胃腸科で本日営業中のものをピックアップした結果決めたもの。便利になったものだ。新宿区がご丁寧に毎年区民にプレゼントしてくれる「私の便利帳」みたいなやつに、新宿区のホームページ URL が掲載されていて、おとずれてみたら病院リンクなるものがあって、これは東京都全域に渡って、自分の住んでいる地域と希望の科、曜日・時間帯指定で病院をリストにしてくれる。

今日行った病院は女医さん (なんだか響きが JOY さんみたいで可愛くない?)。結構切れ者という感じで、お腹を触られたり、舌を診られたり、脈をとったり・・・。その結果、今すぐ胃カメラとかバリウムとかそういう緊急な検査が必要な状況ではありません、とのこと。一安心。なんとそれで処方された薬が漢方薬と夜の吐き気止めの普通の西洋医学のクスリ。

一安心して家に帰ってまた再び「家庭の医学」を紐解いてみた。「漢方医学」のページをめくってみると、漢方の診断方法の基本みたいなところに、今朝まさに自分が体験してきた「腹診」「舌診」「脈」というのが書かれていた! あの先生実はすごい人なのかもなぁ。そういえば、薬局にも先生が書いた本がおいてあったし、自分はひょっとしてカウンセリングを受けにきたのではないか、とも思えるほど入念な症状の聞き出し。これもまた、漢方の基本らしい。

早速もらった上の半夏厚朴湯を飲んでみた。先生の偉大さのおかげか、精神的効果が大きく、もうすっかり良くなった気分。これなら腰痛のときもこの先生に見てもらうんだった・・・。といっても、まだ腰痛は完治していないが。以上が午前の部。

これから薬を飲んで、昼ご飯を食べてどれだけ効果があるか楽しみである。あ、それから夜の食事前の吐き気止めにも期待が募る一方、ってことも付け加えておかねば。


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