Love Letters
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2004年03月22日(月) 少年っぽい人


 子供さえいれば

 それでいいと思っていた時期があった。

 大人の男の

 傲慢や身勝手、無神経が嫌で…

 寧ろ女友達と話したり、遊んだりする方が

 ずっと楽しくて、癒されて、

 励まされると思っていた。

 実際、男性以上に

 強く、優しく、機転が利く女性が

 私の周囲には沢山いるから。



 昨夜のチャットで

 あなたとそんな話をしていた。

 

 「私は、

  男の人と一緒に暮したり、

  結婚したりということに向かないんだと思う。

  従順じゃないから。

  納得できないと、すぐ口答えしてしまうし。」


 「小夜子に口答えされたことって

  今までないけどなぁ。

  いつも俺ばかり喋っているから?(笑)」


 「多分、いつも一緒にいるわけじゃないからだと思う。

  一緒に暮らしたら、

  あなたも私が嫌になるかもしれない。」


 「寧ろ小夜子の方が俺を嫌いになるかも。」




 もう男の人なんてこりごりだと思っていたのに、

 何故、あなたとは

 抵抗なく付き合うことが出来たのだろうと思う。




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 あなたの身体が

 贅肉が無く、すらりとしているように、

 あなたの精神もまた

 しなやかで贅肉が無い。



 あなたの話し方、

 私への愛情表現は、

 とても軽快で、

 それはあなたの生き方にも通じている。



 あなたと付き合い始めの頃、

 オープンカフェでコーヒーを飲んでいた時、

 カフェの前を足早に通り過ぎるカップルの男性が

 手袋を落としていったことがあった。

 あなたはそれに気がつくと

 さっと手袋を拾い、

 少年のような軽快な走りで

 ずっと先を歩いている男性に追いつき、

 屈託の無い笑顔で手袋を渡していた。



 あなたは当たり前の事をしただけ。

 だけど、

 その一瞬の行動が

 とても敏捷で、

 まるで10代の男の子みたいだったから、

 私は少し感動してしまった。



 あなたが

 私を見つめる眼差しは、

 いつも真っ直ぐで暖かい。



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小夜子

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