日記
起きても眠っている

2004年01月04日(日) 笑ってしまうのが向上

服部珈琲で会う後輩の話に笑う

なんだか麻痺している

目の前にもやがかかっているような
曇りガラスに閉じこめられたような

愛想笑いをよくするようになったかも

暗い店で飲みたくもない酒を頼む
見たことのなかった友人の動きにわざとらしい反応

キールロワイアルで自分の中の透明なところを探す

軽い優越と快感と親知らずの痛み
微妙な居心地の良さとフラストレーション
まぶたを持ち上げる努力と悲しいつっぱり
冗談のウィンクにも動揺のふり
うまく会話できてるかどうかを常にチェック

みんなはふつうに漂っているように思える
俺は浮きと碇をつけて無理に漂う
それとも誰もそうだろうか?
俺の比重は適正だろうか?

帰るときには寂しく名残惜しくなる
粘度の高さは俺の特性
慣性に流され取り残される

雲がまばらに黒い空を包む

静かに自転車と風を切る音が聞こえる

火照る頬に冷気がサディスティック

足を止めれば鼓動が耳を支配する

でもすぐ動く


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takahiko [MAIL] [HOMEPAGE]

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