ああ、十九歳。なんていう感傷は特になくて、また一歩ネヴァーランドから遠ざかったな、というくらい邪魔をした彼の言葉にさえぎられて、君はひとつ何かを失い、ひとつ何かを得る膨らんだ頭の宇宙人が、きっと彼らに希望を与えてやるだろうけどそのときの君は目に涙をためて、理由なんかなくていい、と呟く何もいらないといいながらハンバーガを食べる賢者の前に、君ならコインを落とすだろうそれも夢だと、きづかないまま。