日記
起きても眠っている

2001年04月05日(木) 翻訳システム

exiteの翻訳ページ
で、いろいろなことわざの翻訳をしてみた。
予想以上に面白かったので、載せてみます。


さて、はじめはメジャーなこれ。

「犬も歩けば棒に当たる」

それを英訳させてみると、

「Dog that trots about finds a bone」

ん?bone?・・・ちょっと疑問に思いつつ、和訳。

「回りに早足に駆ける犬は骨を見つけます」

うーむ。さらに続けてみよう。

「The dog which gallops around at quick footwork finds a bone」

footworkって・・・

「迅速なフットワークでまわりにギャロップする犬は骨を見つけます」

迅速!?ギャロップ!?全く意味不明である。

「The dog which gallops around with quick footwork finds a bone」

これ以上はループ(日本語と英語の同じ結果が繰り返される)した。
翻訳のスバラシイ機能が明らかになりましたな。


次はこれいってみよう。

「旅の恥はかきすて」

「Once over the border, one may do anything」

「一度、境界上に、一つは何でもするかもしれません」

まずい。この時点ですでに日本語としておかしい。「旅」とかでてないし」

「At once, one may be carried out anything on a boundary」

ああ、「境界」を直訳して「boundary」か。なんか絶望的。

「直ちに、一つは実行されるかもしれません、境界上の何でも」

はあ?なんだそれ。

「Even what with which one may be performed immediately on a boundary」

「何(さえ)それで一つは、境界上で直ちに実行されるかもしれません」

このカッコはなに?

「What (skill), then one may be immediately performed on a boundary」

「skill」!?ますますいやな感じ。

「何(技術)、その後、一つは、境界上で直ちに実行されるかもしれません」

やはり、「skill」は直訳された。

「One may be immediately performed on a boundary what (technology) and after that」

「技術」が「technology」になっちゃったよ、おいおい。

「一つは、境界上で直ちに実行されるかもしれません、何(技術)そしてその後に」

もうあまり変わらないのかな・・・?

「One is after that [ what (technology) and after that ] which may be immediately performed on a boundary.」

くは!大カッコまで出てきた!

「1つはその後にあります[何(技術)そしてその後に]それは直ちに境界上で実行されるかもしれません」

・・・。

「[which one has after that -- what (technology) -- and -- after that --] -- it may be immediately performed on a boundary」

なんなんだ、その横線は。

「[一つはその後にそれを持っています――何(技術)――そして――その後に――――]それは、境界上で直ちに実行されるかもしれません」

うげ。横線そのままかい。

「[-- in which one has it after that -- what (technology) -- and -- after that ----] -- it may be immediately performed on a boundary」

「[――その中で一つはその後にそれを――何(技術)――そして――その----の後に]――それは、境界上で直ちに実行されるかもしれません」

「in which」を「その中で」はまずいだろ、さすがに。

「[-- the inside of it -- one -- after that -- it -- what (technology) -- and -- after the ----] -- it may be immediately performed on a boundary」

ほら、「the inside of」なんてことになっちゃった。

「[――その内部――1つ――その後に(それ)何(技術)――そして――----の後に]――それは、境界上で直ちに実行されるかもしれません」

「[-- the inside -- one -- after that (curve) -- what (technology) -- and -- after ----] -- it may be immediately performed on a boundary」

(curve)って、なに。

「[――内部--一つ--それ(カーブ)の後に――何(技術)――そして――----の後に]――それは、境界上で直ちに実行されるかもしれません」

「[-- an inside -- even [ -- ] -- after it (curve) -- what (technology) -- and -- after ----] -- it may be immediately performed on a boundary」

「[――内部――[――(さえ)――]それ(カーブ)の後に――何(技術)――そして――----の後に]――それは、境界上で直ちに上演されるかもしれません」


これはなんと、このままずっと、誤訳を繰り返しながら続いていってしまう。

続きが知りたい人は、勝手にやってくださいまし。







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