このごろ(気付いてなかっただけでずっとそうだったかもしれないが)、 僕は何に対しても因果律をあてはめようとする。
何かの気持ちがあれば自分でその原因をつきとめようとする。
『なぜ、こう思ったのか』
『どうして、こんな気分になるのか』
でもほとんどそのこたえはでない。
だからたぶん、答えなんかない。
人の心はわからないことだらけだ。 本当にそう思う。もうこれだけはっきり言えることはない。『わからない』
自分の心すらよくわからないのに、他人の悩みを聞けるわけない。 かえって失礼だと思う。 でもそうは思わない人もいるかもしれない。何言っても無反応だと嫌われるかもしれない。
『自分でもよくわからない数学の問題を教える教師』
にはなりたくないから、僕は多分これからも人にはあまり干渉しないのではないかと思う。 してもそれはきっと勢いか、うわべだけだ。 (自分を教師にたとえているところに、僕の傲慢さが現れている)
俺は自分を傲慢だと思う。 自分みたいな奴がいたら、きっと嫌いになる。
その一点のみが、俺が「俺の心」について確信をもっていることだ。
だからこそ、余計周りに関わりたくない。
いつ俺の傲慢さにみんなが気付くかわからないから。
いや、すでにみんな気付いているのだろう。意識していないだけだ。
結局俺は、周りからどう見られているか、それが怖くて拒絶しているだけ。
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