日記
起きても眠っている

2000年12月15日(金) 拒絶

このごろ(気付いてなかっただけでずっとそうだったかもしれないが)、
僕は何に対しても因果律をあてはめようとする。

何かの気持ちがあれば自分でその原因をつきとめようとする。

『なぜ、こう思ったのか』

『どうして、こんな気分になるのか』

でもほとんどそのこたえはでない。

だからたぶん、答えなんかない。


人の心はわからないことだらけだ。
本当にそう思う。もうこれだけはっきり言えることはない。『わからない』

自分の心すらよくわからないのに、他人の悩みを聞けるわけない。
かえって失礼だと思う。
でもそうは思わない人もいるかもしれない。何言っても無反応だと嫌われるかもしれない。

『自分でもよくわからない数学の問題を教える教師』

にはなりたくないから、僕は多分これからも人にはあまり干渉しないのではないかと思う。
してもそれはきっと勢いか、うわべだけだ。
(自分を教師にたとえているところに、僕の傲慢さが現れている)


俺は自分を傲慢だと思う。
自分みたいな奴がいたら、きっと嫌いになる。

その一点のみが、俺が「俺の心」について確信をもっていることだ。

だからこそ、余計周りに関わりたくない。

いつ俺の傲慢さにみんなが気付くかわからないから。

いや、すでにみんな気付いているのだろう。意識していないだけだ。



結局俺は、周りからどう見られているか、それが怖くて拒絶しているだけ。


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takahiko [MAIL] [HOMEPAGE]

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